けんつがゆく【第1回】:Red Bull Athleteはじめました

けんつめし

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Wellplayed所属「クラッシュ・ロワイヤル」プロゲーマーけんつめしの連載「けんつがゆく」。

彼の2019年は、「Red Bull Athlete」としての活動スタートというビッグニュースから幕を開けた。世界的なブランドを背負うことになった今の心境とは……?

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けんつめし、翼を授かる

へいよー! けんつめしです。

2019年元日の0:00に発表したのですが、この度、モバイルゲームプレイヤーとして世界初のRed Bull Athleteになりました。

みなさんはRed Bull Athleteについてご存知ですか?

あのエナジードリンク、レッドブルのロゴが入った服を着て活躍するアスリートたちのことで、さまざまな競技でRed Bull Athleteの方たちが活躍しているんです。

esportsの分野では、かのウメハラ選手やCAPCOM CUP 2018で優勝したガチくん選手などが所属しています。

僕はレッドブルが大好きで、昔から受験勉強のときなどにお世話になりました。そんな大好きな飲料メーカーにサポートしていただけるなんて、夢にも思わなかったです。

誰もが知ってるブランドを背負うことになり、クラロワを知らない人の目に止まることが多くなるかもしれません。Red Bull Athleteの名に恥じぬよう精進していきます。

具体的にどのような活動をするかと言うと……、今までどおりです。

ただ、Red Bull Athleteになった今こそ、体調管理に気をつけないといけないし、目標に向かって真っ直ぐ進むことが重要になります。

レッドブルは自分の夢を叶えてくれるパートナーです。今後、オフ会の開催など、僕の夢の実現を共にしてくれます。

今までのけんつめしに翼を授かり、より一層、飛翔していきます。ぜひ見守っていてください。

けんつ式クラロワ100のコツ:その2「1月のバランス調整」

ところで、2019年になってすぐに、クラロワのバランス調整の発表がされました。ヒールのエリクサーコストが1になるなど、語るところが多いと思ったので、ここで話したいと思います。

ヒール:エリクサーコストを3から1に減少、効果時間を2.5秒から2秒に減少、回復量/秒を63%減少

クラロワというゲームにおいて軽量コストは正義です。ヒールの性能が強いか弱いか以前に、手札回しのための1コストが強すぎます。

今後、どのデッキに入れても腐らずに力を発揮すると思いますが、自分はジャイアントデッキに入れるのが一番良いのではないかと思います。

高回転かつ形を作るタイプのデッキなので、ヒールの恩恵を受けやすいはずです。調整後に期待したいカードNo.1ですね。

マジックアーチャー:1撃目の発動に要する時間を短縮

こちらのカードは、以前は強すぎて下方修正された経緯があります。初撃が早くなることにより、敵陣のガーゴイル系などに対してより有効になります。

攻撃速度が今よりも速かった頃は、スケルトンラッシュの受けに使えたのですが、今回の調整で変わったのは初撃だけなので、以前にように万能ではないかと思われます。

ゴブジャイアント:ヒットポイントを3%増加、槍ゴブリンの射程を拡大

「誰がゴブジャイや。」と言い続けてきましたが、遂に上方修正が来ました。射程がどのくらい伸びるかはわかりませんが、以前でも強力だったので修正後も期待できるでしょう。

個人的にスパーキーと組み合わせるのが強いと思うので、今後、ゴブジャイスパーキーは増えて来ると思います。

スパーキー:射程を4.5から4.75に変更

ゴブジャイと共に上方修正。射程が若干伸びたことにより、エレクトロウィザードに対して射程で勝つことができ、先に処理することができます。

相手が攻めで使ってきたエレクトロウィザードに対しても、今後は安心して防衛スパーキーを出せるでしょう。

ゴーレム:小型ゴーレムの死亡時ダメージによるノックバックの減少

クラロワ始まって以来、初めて下方修正が来たカードです。小型ゴーレムが弾ける時のノックバック距離が半減します。

一見すると下方修正のように思えますが、以前のゴーレムは相手のユニットがノックバックしすぎて相手のユニットが溜まり、カウンターを受けやすい印象でした。

思ったよりも痛くない下方修正なので、全然気にせずに使っていいと思います。

時と場合によりますが、相手のカウンターを作らせづらいという面においては上方修正とも感じ取れます。

フリーズ:タワーダメージを65%減少

妥当ですかね。アリーナダメージとタワーダメージが同じという性能は、どう見てもバグレベルでのぶっ壊れだったと思います。

下方修正を経てようやく本来の性能です。これでも変わらず強いと思います。

攻城バーバリアン:突撃ダメージを11%減少

全カード最強の一角ですが、遂に下方修正です。

突進ダメージが減少しましたが、結局、中から出てきたバーバリアンが強力なので、修正する所はそこじゃない感が強いです。以前と変わらない強さを発揮すると思います。

バーバリアンの小屋:ヒットポイントを7%減少

ヒットポイントが7%減ることによって、呪文で削りやすくなるなど、細かいところが変わると思います。

修正しなくても良かったんじゃないかと思うカードです。

ローリングバーバリアン:バーバリアンの配置が遅くなる

召喚時間に下方修正をくらいましたね。橋前に出されたアサシンユーノに対しての受けのタイミングが、調整前よりもシビアになりました。

2コストにしては防衛力がありすぎたので、妥当な修正だと思います。が、変わらず使えるカードです。

バルキリー:攻撃速度を1.6から1.5に変更

攻撃速度が早くなったことにより、今後はまた使用する人が増えてくると思います。

バルキリーを出されると、細かいユニットが活きにくく、三銃士なども使いづらいですね。プリンスやペッカなどの単体高火力のユニットが増えてくると思います。

けんつ式クラロワ100のコツ:その3「ラムライダーってどうなの?」

追加された新カードのラムライダーですが、防衛カードなのか攻めのカードなのか中途半端すぎて使いづらいというのが、今の所の正直な感想です。

今回のバランス調整でパワーアップしたヒールや、マジックアーチャーなどと相性がいいと思います。

単体高火力ユニットが増えてしまうとかなり使いづらいと思うので、今後の周りの調整次第な気もします。

ラムライダーを使ったデッキはYouTubeでも紹介しているので、ぜひ観てください。

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記者プロフィール
けんつめし
ウェルプレイド所属のクラロワプロプレイヤー。2018年4月から始まったプロリーグ「クラリワリーグ アジア」ではFAV gamingに所属しキャプテンとして活躍。ゴーレムを使った、重量級のデッキを得意とする。

・クラロワ 日本一決定戦 優勝(2017年5月)
・Clash Asia Crown Cup 3位タイ(2017年7月)
・クラロワ 日本一決定戦 The Final ベスト16(2017年10月)
・第18回アジア競技大会 ジャカルタ・パレンバン日本代表選考会優勝

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