2020年は横浜F・マリノス首位でスタート!シャドバプロリーグまとめ
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Shadowverse(以下、シャドバ)では、プロチームによるリーグ戦「RAGE Shadowverse Pro League」(以下、プロリーグ)がシーズンごとに開催されており、今シーズンは前半戦にあたる19-20 1stがすでに終了している。
本稿では、2020年1月11日以降に実施されるプロリーグ19-20 2ndをより楽しむために、プロリーグ19-20の振り返りと、各チームの選手を紹介する。
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よしもとLibalentがシーズンチャンピオンに輝いたプロリーグ19-20 1st
プロリーグ19-20 1stは、2019年5月12日から8月11日までの約3ヵ月間実施された。
本シーズンでは、前シーズンのプロリーグ2ndで最下位争いをしていた「AXIZ」と「よしもとLibalent」がシーズンチャンピオンをかけて戦い、ディスアドバンテージを跳ねのけたよしもとLibalentが勝利を掴み幕を閉じた。
以下では、各チームの順位と結果を紹介する。
1位:AXIZ
1位でプレイオフに進出したAXIZは、第7節以外では負けなしという脅威の勝率を誇った。
中でも、ローテーションで勝率100%を達成したRumoi選手と、勝率80%のChino選手は目覚ましい活躍ぶりを見せた。
2位(シーズンチャンピオン):よしもとLibalent
auデトネーションと同率2位でプレイオフ進出を決め、そのままauデトネーションとAXIZに勝利しシーズンチャンピオンとなった。
2Pickで勝率1位のkeisuke3選手は、シーズンファイナルのAXIZ戦で2戦2勝を成し遂げチーム勝利に大きく貢献した。
3位:auデトネーション
前シーズンのプロリーグ2ndでシーズンチャンピオンとなったauデトネーションは、よしもとLibalentと同率2位でプレイオフに進出。しかし、よしもとLibalentとの試合で勝利まであと一歩及ばず無念の敗退を喫する結果となった。
4位:G×G
G×Gは、プロリーグ19-20 1stで初参入となったチーム。あと1勝が足りずプレイオフ進出を逃すも、初戦から横浜F・マリノスに3-0ストレートで勝利するなど、初参入を感じさせないプレイでファンを魅了した。
AXIZに唯一黒星をつけたチームでもある。
5位:レバンガ☆SAPPORO
レバンガ☆SAPPOROは最初のプロリーグで1位に輝き、プロリーグ2ndでシーズンチャンピオンとなったauデトネーションをリーグチャンピオンシップで打ち破り、2018年の覇者となったチーム。
プロリーグ19-20 1stではチーム勝利までの1勝が遠く、1-2で敗北することが多い結果となった。
6位:横浜F・マリノス
横浜F・マリノスは、プロリーグ2ndから参入したチーム。
プロリーグ19-20 1stでは、前半の節では2Pickのしーまん選手が勝ち星を上げられない状態が続き、2勝4敗で6位という結果に。
7位:名古屋OJAベビースター
名古屋OJAベビースターは、1勝5敗でシーズン最下位という結果に。
さに選手は2Pickで勝率4位の成績を残していたが、ローテーション組のBO3であと1勝が遠く、惜しくもチーム勝利を逃してしまっていた。
プロリーグ19-20 2ndは横浜F・マリノスが首位を独走!
ルールが変更されたプロリーグ19-20 2ndでは、2019年12月21日に実施された第12節終了時点で、プロリーグ19-20 1stで低迷していた横浜F・マリノスが首位となっている。
各節にメンバー全員が出場することや、登録したデッキを共有するなどのルールとなっているため、これまでのプロリーグとはひと味もふた味も違う試合が展開されている。
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横浜F・マリノス:首位キープなるか!?
順位 | 勝数 | 負数 | 試合勝敗差 |
---|---|---|---|
1位 | 8 | 4 | 9 |
横浜F・マリノスは序盤から着実に勝利を重ね、第12節までを終えた時点で首位となっている。これまでのプロリーグではあまりいい結果を残せていなかったため、最もプロリーグのルール変更の影響を受けたチームと言っても過言ではないだろう。
プレイオフ進出時の順位が高いほどアドバンテージを得られるので、残りの2節からも目が離せない。
よしもとLibalent:前シーズンに続いて実力を発揮
順位 | 勝数 | 負数 | 試合勝敗差 |
---|---|---|---|
2位 | 7 | 5 | 1 |
プロリーグ19-20 1stのリーグチャンピオンであるよしもとLibalentは、プロリーグ19-20 2ndでもその実力を発揮し、2位にまで順位を上げた。
残る2節をどう乗り切るのかに注目したい。
レバンガ☆SAPPORO:試合勝敗数にも注目
順位 | 勝数 | 負数 | 試合勝敗差 |
---|---|---|---|
3位 | 6 | 6 | 1 |
レバンガ☆SAPPOROは、4位と5位に試合勝敗差をつけ3位に位置している。前シーズンと比べると2位も順位を上げているため、チームだけでなく個人の成績も好調なのではないだろうか。
プレイオフには上位4チームが進出可能なので、残りの節ではチーム勝利だけでなく、1つでも多く試合に勝利したいところだ。
AXIZ:シーズン後半で巻き返し!
順位 | 勝数 | 負数 | 試合勝敗差 |
---|---|---|---|
4位 | 6 | 6 | -1 |
第1節で4-0勝利という幸先のいいスタートを切るも、第2節から第5節で連敗してしまい順位が大幅ダウン。
しかし、シーズン後半では着実に勝利し順位を4位まで上げた。プレイオフには上位4チームが進出できるため、残り2節では1勝でも多く勝ち星を上げたいところ。
G×G:残り2節でプレイオフを狙う
順位 | 勝数 | 負数 | 試合勝敗差 |
---|---|---|---|
5位 | 6 | 6 | -4 |
G×Gは勝敗では3位のレバンガ☆SAPPOROと4位のAXIZに並んでいるが、試合勝利数の差で5位となっている。チームで1勝すれば一気に3位にまで順位を上げることができるので、残り2節で何とか勝利したい。
福岡ソフトバンクホークスゲーミング:残り2節も勢いに乗れるか
順位 | 勝数 | 負数 | 試合勝敗差 |
---|---|---|---|
6位 | 5 | 7 | -2 |
プロリーグ19-20 2ndから参入した福岡ソフトバンクホークスゲーミングは、第5節までまさかの全敗。しかし、プロリーグの空気に慣れたのか第6節ではG×Gに勝ち、プロリーグ初の勝ち星を上げた。
さらに、続く第7節ではAXIZに4-0ストレート勝利を決めるなど、後半にかけてかなりチームの勢いが増している。
auデトネーション:ミル選手に続いて勝利を
順位 | 勝数 | 負数 | 試合勝敗差 |
---|---|---|---|
7位 | 5 | 7 | -4 |
第5節までは順調に勝利を重ねていたが、第6節から第9節で4連敗してしまってランキングが低迷している。
ローテーションのミル選手は全体で3位の勝率を誇っているので、これに続いて勝利を収めたい。
名古屋OJAベビースター:2Pickさに選手の安定感は健在
順位 | 勝数 | 負数 | 試合勝敗差 |
---|---|---|---|
7位 | 5 | 7 | -4 |
auデトネーションと同率7位の名古屋OJAベビースター。
2Pickのさに選手は勝率1位をキープしているので、ローテーションが安定して勝利することができれば、かなりの勝率アップを狙えるだろう。
プロリーグをもっと熱く!3行でわかる選手紹介選手!
ここからは、各チームの選手を3行にまとめて紹介していこう。選手名の由来や趣味など、プロリーグの試合を見るだけではわからない情報もまとめている。
AXIZ
Rob
- AXIZの頼れるキャプテンであり、初期メンバーでもある
- 2Pickを担当しており、先鋒のジェントルマンとして先陣を切る
- 筋トレを通じてメンタルを強化し、シャドバのプレイにも活かす
Gemo
- AXIZの初期メンバーとして、ローテーションで活躍
- 「知識の暴君」という2つ名のとおり、圧倒的な知識量を活かしたプレイングが自慢
- プロリーグ19-20 2ndでは第12節終了時点で、1位の勝率を誇る
Rumoi
- プロリーグ19-20 1stからAXIZに加わり、いきなり勝率100%を叩き出した
- 名前の由来は愛犬の「るもい」ちゃんから
- 勝利したにも関わらず不甲斐なさで涙を流すストイックな一面も
Chino
- Rumoi選手とともにプロリーグ19-20 1stからAXIZに加わり、勝率80%を記録
- 基本インドア派だが、フットサルなどのスポーツもしている
- 2020年は配信活動にも力を入れる
auデトネーション
Enju
- プロリーグ1stからauデトネーションのキャプテンとして活動
- 番組撮影中だということを忘れるほど、動物が大好きで夢中になってしまう
- 世界大会Shadowverse World Grand Prix 2017への出場経験あり
ミル
- 初期メンバーでローテーションを担当
- 2つ名の「不動の精密機械」の名に恥じぬ正確無比なプレイングを誇る
- 大きな試合に勝てたときは大好物のタルトを欠かさない
Spicies
- auデトネーション唯一の途中加入のメンバー
- プロリーグ19-20 1stでは個人勝率2位を誇る
- シャドバのサイボーグと呼ばれる
cross7224
- 初期メンバーであり、auデトネーションの先陣を切る2Pick担当
- プロリーグ2ndでは2Pickの勝率1位に輝いた
- シャドバをPCでプレイする際は手袋を必ず着用
G×G
フォレスト
- G×Gのキャプテンで、2Pickを担当
- プロリーグ19-20 2ndでは第12節終了時点で、勝率1位を誇る
- 世界大会Shadowverse World Grand Prix 2018への出場経験を持つ
ちゃみ
- 幼い頃から生粋のカードゲーマー
- シャドバに集中するためにコーヒーを欠かさない
- ゲーム制作の経験を活かして、シャドバの面白さを伝える伝道師を目指す
Riowh
- G×Gのローテーションを担当
- 世界大会Shadowverse World Grand Prix 2018に出場し、セミファイナルまで駒を進めた
- 自身でまとめたシャドバのデータをチームの勝利に活かす
リグゼ
- スポーツにも力を入れている現役の大学生
- プロリーグ19-20の全シーズンを通じて、ローテーション勝率トップ5に入る実力の持ち主
- プロリーグのワイプでのパフォーマンスが面白いと評判
名古屋OJAベビースター
マサヤ
- 名古屋OJAベビースターを支えるキャプテン
- Master Pointランキングで2位に輝くほど、シャドバをやり込んでいる
- 高校生の頃に廃部していたサッカー部を再活動させた
さに
- 名古屋OJAベビースターの2Pickを担当
- 「二択の天才職人」の2つ名に恥じぬ結果を残し続けている
- 大のボードゲーム好き
ぼーいん
- 元AXIZのメンバーで、プロリーグ19-20 1stから名古屋OJAベビースターに加入した
- 理想のプロ選手像は、未プレイの人にもシャドバの魅力を届けられる選手
- 愛知県eスポーツ連合の事務局員として、eスポーツの盛り上げに貢献
隼人
- プロリーグ19-20 2ndから名古屋OJAベビースターに加入
- 神社研究会の会長を務めるほど神社が好き
- プロリーグ19-20 2ndの第12節終了時点では、8勝5敗と勝ち越し
福岡ソフトバンクホークスゲーミング
たばた
- プロリーグ19-20 2ndから参入した福岡ソフトバンクホークスゲーミングのキャプテンを務める
- 試合で狙ったカードを引けることから、「シャドバの神様に選ばれている」と考えている
- 世界大会Shadowverse World Grand Prix 2019に出場
カラクリ
- 最年少でプロ入りを果たす
- 高校生初の2大会連続でのRAGEファイナリスト入りを達成
- 世界大会Shadowverse World Grand Prix 2018出場経験あり
NISE
- プロリーグ19-20 2ndの序盤はチーム勝利はなかったものの、個人では着実に勝利を重ねた
- 自分が最強プレイヤーだということを、世の中に知らしめたいという野望を持つ
- プロという人から見られる立場になったことで、猫背を矯正した
バーサ
- 福岡ソフトバンクホークスゲーミングの2Pickを担当
- 役者の道からシャドバプロへと転向し、パフォーマンスでもプロリーグを盛り上げる
- 「バーサ」はプロの2Pickerしての姿を演じている
横浜F・マリノス
あぐのむ
- チームを束ねるキャプテン
- 瞑想することで本来の実力を発揮することに成功
- 過去のリーダー経験の失敗から学んだことを、横浜F・マリノスで活かす
みずせ
- 世界大会Shadowverse World Grand Prix 2018に出場
- フルーツが大好きで毎日欠かさず食べている
- ゲームセンターでUFOキャッチャーを好んでプレイ
しーまん
- 横浜F・マリノスの2Pickを担当
- 打って良し投げて良しの野球経験者
- 大谷翔平のようなスター選手を目指す
水煮
- ローテーションだけでなく、2Pickやアンリミテッド大会の優勝経験もある
- 総合学園ヒューマンアカデミー横浜校でシャドバの講師経験を持つ
- 将来はプロ選手を目指す人のサポートをしたいと考えている
よしもとLibalent
Surre
- RAGE優勝経験もある頼れるキャプテン
- ピアノ歴13年
- おいしいご飯を食べているときが最も幸せな時間
feg
- 世界大会Shadowverse World Grand Prix 2018で優勝したシャドバ界のプリンス
- 「シャドウバースには夢がありすぎる」という名言を世界大会優勝後に残した
- ヘアースタイルにこだわりを持つ
keisuke3
- 安定して高い勝率を誇るよしもとLibalentの2Pick担当
- 元Overwatchのプロゲーマーとして活動
- 試合の解説役などで出演した際に披露されるダジャレも魅了の1つ
ソルト
- 世界大会Shadowverse World Grand Prix 2018に出場し4位の成績を収めた
- RAGEで3連続ファイナリスト入りという驚異の実績を持つ
- 神社参りでシャドバの勝利と大学留年回避を掴んだ
レバンガ☆SAPPORO
きょうま
- レバンガ☆SAPPOROを引っ張るキャプテン
- 囲碁を20年間経験
- シャドバプレイヤーが集まれるカフェを作りたいという野望を持つ
Tatsuno
- プロ初のRAGEファイナリスト入りを果たす
- イラストレーターとしても活動
- 「やりたいと思ったことはすぐやる!」がモットー
真春
- レバンガ☆SAPPOROの2Pickを担当
- 趣味は車の運転で、自然があるところを走るのが好き
- eスポーツを地元である石川県で盛り上げるのが目標
さわさき
- 直接会って対戦するシャドバが面白いと語る
- PCのタイピング速度が自慢
- 自身の顔がプリントされた「宇宙を感じるさわさきTシャツ」をグッズ化し販売
(C)RAGE
(C)Cygames, Inc.
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Rumoi選手は、AXIZの強みはメンバーそれぞれが勝利に対する信念を持っていることだと語ります。その結果、1つのプレイに対する議論が白熱して対戦が始まってしまうんだとか。