新ステのおいでやす鳥居通りでのバトルも!コンパスWPLのLAST GATE予選見どころまとめ
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「プチ炎上 #コンパス × WELLPLAYED LEAGUE」(以下、WPL)は、4回の予選(GATE)で獲得したGATEポイントを競い合い、上位10チームだけが決勝大会であるLAST GATEに出場できるコンパスの公式大会。
2019年10月に、各GATEでLAST GATEへの出場権を獲得した9チームによるトーナメント戦が実施され、半人三銃士、朔羅、unknownがLAST GATE決勝リーグに駒を進めた。この記事では、LAST GATE予選において注目すべき2つのバトルを徹底的に解説していく。
ピックアップしたバトルの概要と選定理由
LAST GATEでは、1位通過の食パントースターを除いた上位9位チームが激突した。WPLではおなじみの四皇や朔羅を始めとした決勝リーグ出場経験チームから、WPLの配信には初登場の天帰やunknownが戦った。
対戦表
これまでのGATEでは配信されていないBO3のトーナメント戦のため、5-0を狙う奇襲のようなバトルではなく、手堅く3-2で勝てるようなバトル展開が予想された。
初戦のステージは「でらクランクストリート」(以下、でらクラ)で固定のため、お互いの実力をぶつけ合う熱いバトルが繰り広げられることに。
準決勝第1試合(第1戦目):半人三銃士 vs いたごん家に居候
敗退すればチーム解散になるという「半人三銃士」と、練習を重ねてヒーロー構成に幅を持たせた「いたごん家に居候」によるでらクラでのバトル。
LAST GATE予選1戦目とは思えないほど白熱した本バトルを解説!
決勝戦第3試合(第2戦目):シリウラピス vs unknown
unknownとシード枠のシリウラピスによる、WPL初登場となる「おいでやす鳥居通り」でのバトル! すご腕プレイヤーたちによる、立ち回りが確立されていない本ステージでのバトルは一見の価値ありだ。
ヒーロー構成の相性差がはっきりと出た本バトルを解説する。
準決勝第1試合(第1戦目):半人三銃士 vs いたごん家に居候
最も重要とも言える初戦のでらクラでのバトル。各チームのヒーロー構成は以下のとおり。
勝利したチームは決勝戦進出への王手をかけられるため、両チームともなんとかして勝利を収めたいところ。なおこのバトルでは、大会であまり見かけないジャンヌダルク(以下、ジャンヌ)が大活躍する。
開始~1分:ドアでワープが起こるも静かな立ち上がりに
開始直後で、半人三銃士のあいまいみっちー選手の操るジャンヌが、いたごん家に居候陣地のDポータルキーに「どこにでもいけるドア」でワープ!
ダメージカット(以下、ダメカ)や発動時間が無のカードを使用せずワープしたため、克己心のブラドワ選手が使うVoidollであれば、近距離攻撃カードなどを使用しポータルキー奪還を狙うことができた。しかし、ポータルキー奪還に有効なのは周囲スタン攻撃カードのみだったため、下剋上のたいやきが操るアダム=ユーリエフ(以下、アダム)と一緒にポータルキー奪還を試みる。
その後は両チームともヒーロースキル(以下、HS)を貯めて接触に備える。
ここで注目してほしいのが、ジャンヌのデッキにHSゲージを吸収する近距離攻撃カード「【最終最凶】ベガ」が採用されている点だ。
半人三銃士は敵ヒーローのHSゲージを吸収することで、ルチアーノの強力なHSを通せる可能性を上げ、味方を一度復活させるジャンヌHSにより敵チームにルチアーノがいた場合も有利に戦うことができるという、非常によく考え込まれたヒーロー構成となっている。
1分~2分:とっておきのベガでアダムHSを封印
残り時間が半分過ぎたタイミングで、両チームが激突! Voidollが半人三銃士の1人を孤立させ、摩訶不思議のそいが使うイスタカが得意とするタイマン状況を作り出す。
そしてイスタカのデスとともに、ジャンヌが隠していたベガを使用してアダムのHSゲージを吸収! 加えてダウン効果も発生するため、ルチアーノはアダムのキルを狙う。
しかしそれを許さない下剋上のたいやきは、咄嗟に使用したダメカでデスを免れ、逆にルチアーノに詰め寄る。
ガードブレイク攻撃を避けられてしまったものの、アダムはそのまま距離を詰めて近距離攻撃を繰り出し、ルチアーノと相打ってみせた。
2分~3分:逆転への勢いとバトルの時間を止めたルチアーノ
アダムとルチアーノがともにデスした瞬間、でぃすいずあぴよの桜華忠臣(以下、忠臣)が使用した近距離攻撃カードを回避するため、VoidollはたまらずHSを使用する。しかし、忠臣はこのチャンスを見逃さなかった。
ポータルキー数では負けている半人三銃士は、2人が同時にデスしたこの機を逃すまいとCポータルキーの制圧を狙う。ここでポータルキーを奪われてしまうと、後続するルチアーノHSの差でかなり不利となってしまうと判断したのか、イスタカはHSをジャンヌに向けて発動する!
残り30秒を切ったタイミングで、前線に復帰したアダムとVoidollは決死の覚悟で攻撃を仕掛ける。だが、この勢いとバトルの時をルチアーノが止める!
数的不利となってしまったいたごん家に居候。その後もHSの応酬で一枚上手のプレイを披露するも、ポータルキーの差は覆らず半人三銃士の勝利となった。
半人三銃士が3-2で勝利!
半人三銃士 vs いたごん家に居候のバトルを動画で確認!
決勝戦第3試合(第2戦目):シリウラピス vs unknown
LAST GATE予選最後の対戦カードの2戦目では、1戦目で敗北したシリウラピスが「おいでやす鳥居通り」を選択した。本ステージは実装からあまり時間が経っておらず、どのロールがどのように動くべきかが確立されていない。そのため、上級者がどんなプレイを見せてくれるのかに、全コンパスプレイヤーが注目していたと言っても過言ではないだろう。
各チームのヒーロー構成は以下のとおり。
unknownは個々が活躍しやすい編成なのに対し、シリウラピスはアクア、トマス、双挽乃保(以下、のほたん)という珍しい編成で挑んだ。
ステージを指定したシリウラピスがどんな作戦を見せてくれるのかに期待が高まる中、ついにバトルがスタート!
開始~1分:開始5秒でアミドアのほが強襲!
このステージで注目すべきは、目の前のポータルキーを確保しない動きが主流とされているリスポーン地点中央に位置するヒーロー。このバトルでは、シリウラピスは-天狼喰種-が操作するのほたん、unknownはあーるが操る忠臣だ。
そして先に仕掛けたのは、やはり作戦を持ちこんでいたシリウラピス! 頭文字Lが使うアクアが味方全体に移動速度アップを使用し、Re異世界ウラトのトマスはヒーローアクション(以下、HA)のトランクをのほたんに憑依させた。
unknownはそれを見て、会長希少種が操作するVoidollがすぐに奪われたポータルキーにかけつける。
そのままVoidollは近距離攻撃カードでのほたんを遠くに飛ばし、奪われたポータルキーを取り戻すことに成功する。
その後はキルを狙い合う攻防が続くのだが、トランクを憑依させたのほたんが、あーるの操る忠臣の近距離攻撃によって大ダメージを受けてしまい、ダメージを肩代わりしたトマスも自陣ポータルキーへと戻る。
さらに、のほたんも近距離攻撃で自陣ポータルキーへと飛ばされてしまったため、シリウラピスは大きく前線を下げてしまう結果となった。そして、トマスがサーティーンに倒され、のほたん1人で忠臣とサーティーンからポータルキーを守ることに。
チェーンソーによって一度目の制圧から守り、2回目の制圧にはトマスが滑り込む形でなんとかポータルキーを防衛することができた。
しかしシリウラピスは2-3という厳しい状態で、バトル中盤を迎えることに。
1分~3分:シリウラピスは劣勢を打破できずunknownが勝利を掴む
なんとか逆転をして、守りに特化したヒーロー編成を活かしたいシリウラピス。そこでアクアが起点を利かし広がりきっていないポータルキーの制圧を狙う!
残り時間は2分とじゅうぶん逆転する時間はあるように感じるが、ステージの相性とヒーローの相性もあり、1人1個の要領でポータルキーを防衛し続けられてしまい、防衛力に特化しているシリウラピスは成すすべなく2-3のままバトル終了を迎えることになる。
シリウラピスは初手のサーティーンを倒すところまではよかったものの、その直後の動きで前線を下げてしまったこと、また、防衛力に優れたヒーロー編成にも関わらずCポータルキーを先にunknownに明け渡してしまったことが、本バトルの運命を分けたのではないだろうか。
そして、初手の不意打ちにも上手く対応し、それぞれのヒーローの強みを活かして勝利をしたunknownは見事に決勝リーグ進出を決めた。
unknownが3-2で勝利!
決勝戦第3試合(第2戦目):シリウラピス vs unknownのバトルを動画で確認!
LAST GATE決勝リーグは11月2日(土)と11月9日(土)の2日に分けて実施される。この2日間の結果によって、2019年12月に実施される「大炎上 #コンパスグランドスラム」に出場する1チームが決定するので、グランドスラムを楽しむためにも、必ず決勝リーグをチェックしてもらいたい。
- YouTube:ウェルプレイドリーグチャンネル
LAST GATE予選アーカイブ
(C)NHN PlayArt Corp.
(C)DWANGO Co., Ltd.
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