ブロスタイベンター〓Aoao〓は賞金自腹で企画運営すべて1人でやっていた!

キズグチアロエ

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2019年3月17日(日)開催の「RAGE 2019 Spring」で初のオフラインイベント「リアルエメラルドハント」を開催し、大盛況のうちに幕を閉じた「Brawl Stars」(以下、ブロスタ)。

プレイヤーの熱量が高いブロスタで、さまざまなイベントを開催している〓Aoao〓さんに話を聞くと、開催しているイベントはエンジョイ寄りでも、彼のブロスタにかける思いはガチだということがわかった。

Aoaoさんはブロスタをプレイした瞬間にドハマり!

――最初に、ブロスタの面白さについて教えてください。

〓Aoao〓氏(以下、Aoao):
課金で強さが決まらないところが面白いポイントですね。ほとんどのゲームでは、パワー1とパワー10(最大)で戦えばパワー10が勝つじゃないですか。でも、ブロスタはパワー1でもプレイヤースキルが高ければ勝てるんです! ここがブロスタの面白いところだと思ってます。

ちなみに僕はブロスタを始めてすぐ、ほとんどのキャラがパワー10になるまで課金しました(笑)。

――始めてすぐに課金したんですね(笑)。面白くないと課金はしないと思うのですが、どの段階で面白いと感じたのでしょうか?

Aoao:
プレイした瞬間にハマりました。こんなに面白いゲームあるんだ! って(笑)。僕は1つのゲームにハマるタイプなので、他のゲームもプレイしてもすぐにブロスタに戻ってきます。

――そこまでハマっているブロスタの、1日のプレイ時間はどれくらいですか?

Aoao:
もちろんバラつきはあるんですが、休みであれば夜から始めて朝まで寝ずにプレイしてることもあります(笑)。少ない日でも、2時間程度はプレイしていますね。

イベント開催のきっかけは「あったら面白いのに」

――かなりプレイされてるんですね。総トロフィーが1万を超えているのも納得です。ブロスタのイベントを開催しようと思ったきっかけはなんですか?

Aoao:
今でこそブロスタのイベントをたくさん開催していますが、きっかけはブロスタではなく、以前ハマっていた「白猫テニス」なんです。「白猫テニスの大会やイベントがあったら面白いのに……」と思って探してはみたんですが、当時はまったく開催されてなかったんですよね。だったら自分が開催しようと決めました。

――そこで開催しようと思えるのがすごいですね。初めてイベントを開催してみてどうでしたか?

Aoao:
参加するのはもちろんですが、イベントを観戦するのも面白いという発見がありました! これは自分にとって新鮮な感覚でしたね。現在は、イベントに参加したい気持ちよりも開催したい気持ちのほうが強いです。

――そこからイベンターとして活動しているわけなんですね。ブロスタの企画にAoaoさん自身も参加しているようですが、他の人が企画したイベントに参加した感想は?

Aoao:
最近参加したイベントは、ブロスタのトップランカーと対戦できるという内容でした。普段は勝敗によってトロフィーが変動するのですが、イベントだとトロフィーを気にしなくていいので、普段使わないようなキャラを使えるところは良いなと感じましたね。

賞金を出すのはプレイヤーのため

――Aoaoさんはエンジョイ寄りのイベントをよく開催していると思います。ガチ大会で優勝すれば賞金が出るのはわかるのですが、楽しむためのイベントでも賞金を出すのはなぜですか?

Aoao:
ブロスタを心から楽しんでいても、いろんな事情で課金ができないプレイヤーがいると思います。それが理由で総トロフィーが上がらなかったり、ブロスタ交流の輪に入れなかったりすると思うんです。

僕のイベントに参加するほど熱量が高いプレイヤーなら、きっと役立ててくれると考えて賞金を出してます。もちろん、イベントの参加人数を増やす目的もありますよ(笑)。

――なるほど。賞金はAoaoさんが出してるんですか?

Aoao:
そうです。これまでのイベントにはすべて賞金付きです。あと、イベントの企画から実施まで全部1人でやってるんですよね(笑)。

――そうなんですか?まさか1人だけとは……大変なことも多いのではないでしょうか?

Aoao:
大変ですね。タイムスケジュールとおりに進行するのが特に難しいです。何十回とイベントを開催していますが、いまだに慣れません。

――大変だとわかっているのに、1人で開催し続ける理由はなんですか?

Aoao:
運営側の人数が増えれば、やることが減って楽になると思います。でも、意見の食い違いも生じてしまうと考えているんです。それがすごくいやで、1人で開催してますね。

もっとブロスタを盛り上げたい

――個人でイベントを開催するのは、何か目的があるのでしょうか?

Aoao:
自分のブロスタへのモチベーションを上げるためでもあるのですが、とにかくブロスタを盛り上げたいんです。

――なるほど。難しいことを聞きますが、なぜブロスタを盛り上げたいんでしょうか?

Aoao:
まず、ブロスタ運営とユーザーの距離感に驚かされましたね。これまでプレイしてきたゲームの公式Twitterアカウントは、一方的にアナウンスするだけのアカウントでした。

でもブロスタの公式Twitterアカウントは違っていて、積極的にユーザーと交流したいのが伝わってきました。しかも、ブロスタ公式Twitterアカウントが、クイズ大会をコメント付きで紹介してくれたんです!

――それはすごいですね!

Aoao:
ただ、ブロスタ運営だけのために盛り上げたいわけではないんです。ブロスタの大きなイベントと言えば、「RAGE 2019 Spring」で開催された「リアルエメラルドハント」ですよね。

すごく行きたかったんですが、東京近辺に住んでいないので行けなかったんです。なのでもっとブロスタを盛り上げて、日本各地で公式イベントがたくさん行われるようにしたいです!

――そんな思いがイベントに込められていたんですね。ちなみに、どんな公式イベントが開催されたら嬉しいですか?

Aoao:
規模が大きいイベントを個人で開催するのは無理なので、「リアルエメラルドハント」のような大規模のオフライン大会が開催されたら嬉しいですね。

でも、いつかは大規模なイベントを企画してみたいという野望もありますよ(笑)。


Aoaoさんの話を聞けば聞くほど、ブロスタにかける熱い思いが伝わってきた。そんなAoaoさんのイベントはこれからも開催されるので、気軽に参加してみてほしい。

大規模のイベントも開催したいという野望を語ってくれたAoaoさんから、今後も目が離せない。

(C)2018 Supercell Oy

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記者プロフィール
キズグチアロエ
「#コンパス」にどっぷりハマり、「#コンパス」に人生を捧げると決めた、傷口だらけのアロエ。
「#コンパス」に携わるクリエイターたちと、仲良くなりたいフリーライター。
どんなヒーローでもそこそこ扱え、特定のヒーローというよりもヒーロー全員が好き。

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