ジャイアンツが投打で躍動!「eBASEBALL プロリーグ」開幕セ・パ12球団全試合ハイライト

Mako(WPJ編集部)

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11月3日(日)、もう1つのプロ野球「eBASEBALL プロリーグ」の開幕戦「eペナントレース ローソン eオープニングシリーズ」が開催された。

各球団代表選手は、2020年1月に予定されている「SMBC e日本シリーズ」に向けて、eペナントレース、e交流戦を戦い抜く日々を迎えた。

この記事では、eペナントレース ローソン eオープニングシリーズの各カードの結果を紹介していこう。

パ・リーグ

埼玉西武ライオンズ vs オリックス・バファローズ

  • 前田恭兵 1-2 指宿聖也
  • 大上拓海 2-2 松井徳成
  • 緒方寛海 2-2 木村智亮

まずは昨シーズンのe日本シリーズ王者埼玉西武ライオンズ、対するはオリックス・バファローズの試合から。

第1試合の指宿選手が初回に4番モヤで2ランホームランを放つと、その後は投手戦に。4回裏に失点を許すも、1点差を守り抜き勝利を手にした。

続く第2~3試合は引き分けとなり、オリックスが開幕カードの勝ち越して終えることに。

福岡ソフトバンクホークス vs 東北楽天ゴールデンイーグルス

  • 加賀谷颯太 0-0 井上将旭
  • 平山大輝 6-1 岡田郁斗
  • 三好航太郎 4-0 高田和博

昨シーズンにプロの舞台を経験した4名の選手を擁する楽天に対し、2名の新人選手が加入したソフトバンクというカード。

1試合目からスコアレスドローという緊張感のある幕開けとなった。

しかし、2試合目に起用されたソフトバンクの新人、平山選手による打撃が爆発。その勢いは3試合目の三好選手まで波及し、ソフトバンクが2勝1分で上々のスタートを決めた。

北海道日本ハムファイターズ vs 千葉ロッテマリーンズ

  • 及川裕也 3-3 柳虎士郎
  • 木滑達也 1-8 清野敏稀
  • 鴇田貴大 3-1 町田和隆

日本ハムとロッテはお互いに譲らぬ3試合を演じた。

eBASEBALL全国中高生大会を制した注目の現役高校生プレイヤーの柳選手が2ホーマーと勢いを見せるも、プロ2年目の及川選手も意地で3-3と引き分けに持ち込む。

2試合目はロッテ清野選手が先制を許すも、3回裏に3点、4回裏に5点の大量得点を上げて圧勝。

続く3試合目は、日本ハム鴇田選手が今シーズンより導入されたレジェンドOBの金子誠選手で勝ち越しタイムリーを上げ、これが決勝打となった。

セ・リーグ

横浜DeNAベイスターズ vs 中日ドラゴンズ

  • 大茂英寿 3-0 脇直希
  • 渡邉輝哉 0-1 菅原翔太
  • 河合祐哉 1-0 岡久将吾

横浜対中日のカードは、すべての試合で勝利チームが完封した投手力の光る展開となった。

横浜は、1番から順番に据えたソト選手、筒香選手、ロペス選手の強力打線によるバッティングでわずかに中日を上回った。

1番から主砲クラスを置く打順は、5イニングという短いイニング数で強打者に打席を多く回すことが有効なeBASEBALL プロリーグならではといえるだろう。

広島東洋カープ vs 阪神タイガース

  • 伊勢家雄次 1-4 森翔真
  • 倉前俊英 1-0 辻恭平
  • 徳田直也 2-3 岸川虎太朗

広島は新人である伊勢家選手と徳田選手が出場。しかし、2人とってプロの厳しさを味わうこととなった。

1試合目は伊勢家選手が阪神森選手に3、4回に連続得点を浴び敗北。

3試合目の徳田選手は3点の先制を許したその裏、2点を返し残り2イニングというところで機材トラブルによりコールドゲームという幕引き(試合規定により3回裏で試合成立)。予期せぬトラブルによる不運な結果となってしまった。

広島は2試合目に倉前選手が投手戦を制して1-0で勝利しており、なんとか同一カード3連敗は阻止している。

読売ジャイアンツ vs 東京ヤクルトスワローズ

  • 吉田友樹 7-2 加藤誉士典
  • 舘野弘樹 9-5 高良匡史
  • 坂東秀憲 1-0 藤本洋介

会場となったフジテレビ特設会場22階のトリをかざったのは巨人対ヤクルト。

昨シーズンから引き続き巨人代表となった吉田選手、舘野選手の打線が火を吹いた。2人合わせて16得点、舘野選手はこの日の全試合中最高得点の9点を上げヤクルトを圧倒。

さらに、今シーズンより加入した巨人の球団職員でもある坂東選手はヤクルト打線を0封に抑えた上にサヨナラ勝ち。最高の結果で今シーズンのスタートを切った。

若手の台頭とキャプテンの動向

開幕カードの3試合を終えたところで両リーグの順位をまとめておこう。

セ・リーグ

  • 1位:読売ジャイアンツ
  • 2位:阪神タイガース
  • 3位:横浜DeNAベイスターズ
  • 4位:広島東洋カープ
  • 5位:中日ドラゴンズ
  • 6位:東京ヤクルトスワローズ

パ・リーグ

  • 1位:福岡ソフトバンクホークス
  • 2位:オリックス・バファローズ
  • 3位:千葉ロッテマリーンズ
  • 4位:北海道日本ハムファイターズ
  • 5位:埼玉西武ライオンズ
  • 6位:東北楽天ゴールデンイーグルス

※勝率(=勝利数÷(総ゲーム数-引き分け))が同じ場合は、下記の優先順位によって順位が決定。

  • 勝利数
  • 直接対戦カード内の勝敗数
  • 得失点差(=総得点数-総失点数)
  • 総得点数
  • 総ヒット数
  • eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018 シーズンの eペナントレースの順位

やはり3連勝を決めた巨人が存在感を放っているが、残り18試合でどのように順位が動いていくのか注目してもらいたい。

また、昨シーズンからの継続選手と今シーズン加入した新人選手が混在する中、年齢の若いプレイヤーが台頭するシーズンにもなりそうだ。

ロッテの現役高校生プレイヤーの柳選手は、eBASEBALL全国中高生大会を制した実績を引っさげてeBASEBALL プロリーグへ参入。日本ハム及川選手との試合に臨み3-3の引き分け。初勝利は次節以降へおあずけとなった。

もう1人の現役高校生プレイヤーの中日新井選手は、父が卓球の元オリンピック日本代表、祖父が中国のナショナルチームの代表監督だったという卓球一家。自身も中学時代に団体戦日本一を経験した選手であったが怪我により断念したという経緯がある。ローソン eオープニングシリーズでの出場はなかったが、次節以降注目しておきたい選手だ。

他にも、DeNA、ヤクルト、楽天、ロッテの4球団は、チームの中心であるキャプテンが開幕カードで出場していない。精神的支柱にもなり得る彼らの成績がチームに与える影響は大きいはず。こちらも次節からの見どころとしたい。

リアルのプロ野球と同じチームを応援しているというケースは多いかもしれないが、eBASEBALL プロリーグには、幅広い年齢の選手がそれぞれの思いを持って参戦している。いろいろな球団の選手を知ってみると、より観戦が楽しめるのではないだろうか。

第2節は、11月9日(土)にパ・リーグ、11月10日(日)にセ・リーグの試合を実施。以下の配信枠で視聴できる。

パ・リーグ:11月9日(土)12:00~18:30

セ・リーグ:11月10日(日)12:00~18:30

(c)Nippon Professional Baseball / (c)Konami Digital Entertainment

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記者プロフィール
Mako(WPJ編集部)
スマホゲームの攻略サイト、情報メディアを渡り歩いてウェルプレイドジャーナルに流れ着いた超絶新進気鋭の若手編集者。イベント取材では物販やコスプレイヤーに釘付けになりがち。

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