だいともが考える固定で重要な5つの共有

キズグチアロエ

【この記事は約6分で読めます】

この記事では、#コンパスの凄腕プレイヤーだいともに聞いた、固定を組む上で重要な共有事項について紹介。

意識して実行するだけで勝率アップが狙えるので、固定で勝ち悩んでいる人は参考にしてほしい。

固定で勝つために必要な5つの共有

共有事項1:デッキレベルと鬼の有無

――デッキレベルがそこそこ高いだいともさんでも、鬼マークのついたヒーローが敵にくると思います。味方に鬼の有無を共有しているプレイヤーはいると思うのですが、それ以外にも共有しておくべきことはありますか?

だいとも:
まず、どのヒーローに鬼マークがついているのかを伝えたほうがいいです。それだけだと不十分なので、チームの中で誰がいちばんデッキレベルが高いかを確認しておいたほうがいいですね。

その人から見て鬼マークがついている敵ヒーローは、他のメンバーからするとさらに気を付けないといけない敵なので、どのヒーローが鬼なのか、だれから見て鬼なのかはかなり重要になります。

――なるほど。それぞれのデッキレベルを把握しておけば、敵のデッキレベルが大体いくつなのか予想できますね。

だいとも:
おおよそ見当はつきますね。チームの中でいちばんデッキレベル高い人に、鬼いるよと言われたときはやばいなって思います(笑)。鬼かどうかで立ち回り方がけっこう変わるので。

――具体的にはどう変わりますか?

だいとも:
格上だと、全体的に引き気味な立ち回りですね。優勢時はポータルキーを守ることに専念します。劣勢時だと、ヒーロースキル(以下、HS)をためて逆転を狙います。

でも、格上が相手でも連携をうまくすれば普通に倒せるので、カードを無駄に使わないことが大事です。逆にいえば、無駄にカードを使わせる動きが重要ですね!

――当たり前かもしれませんが、HSとカードが大事ということですね。

だいとも:
#コンパスもカードゲームなので(笑)。
格下なら、HSを使わせない動きをして逆転のチャンスをつぶすのがおすすめです。どんどん攻め込み、タイマンで敵を倒して有利状況を作り出すのがいいと思います。

――格下と戦うときもHSが重要なんですね。同格ならどんな動きをすればいいですか?

だいとも:
同格だと特に変わることはないですが、劣勢時でもHSを使わなくても逆転できるときがあるのでガンガン攻めていいですね!

共有事項2:敵のデッキ情報

――デッキレベルと鬼の有無を共有するのが大事なのがよくわかりました。バトルが始まってから、他には何を共有すれば連携がとりやすいですか?

だいとも:
まず、バトルが始まる前に味方がどんなカードを入れてあるかを確認したほうがいいかな。

バトルが始まってからは、敵チームのカードを1枚でも多く味方に伝えるのが大事です。僕なら、バトル中にわかった敵のカードと、キルされたときに分かる敵のカードを全部読みあげます。

――意識しないと難しそうですね。バトルが白熱するとつい伝え忘れてしまいそうになるのですが、何かいい方法はないでしょうか?

だいとも:
バトル開始直後でも敵ヒーローの様子って見えますよね。開始直後からカードを使ってくることもあるので、それを味方に伝えるようにしていれば自然に伝えられるようになると思います。

共有事項3:敵のヒーロースキルとカード使用状況

――自然に伝えられるようになると情報共有がスムーズにできそうな気がします。敵がカードを使ったときは、どんなふうに伝えるのが効果的なのでしょうか?

だいとも:
例えばダメージカット(以下、ダメカ)だと、効果があとどれくらいでなくなるかを伝えます。ただ、正確に何秒後に効果がなくなるかは伝えられないので、使ったタイミングを共有してますね。

――なるほど。使ったタイミングだけ伝えて、あとは各自が判断というわけですね。他に敵チームの情報で伝えるべきことはありますか?

だいとも:
HSのたまり具合ですね。ルチアーノのようなHSが強力なヒーローがいる場合は、特に伝えたほうがいいです。例えば、ルチアーノもうたまった、ルチアーノたまりそうだからポータル踏んできてといった感じで伝えてます。

共有事項4:助けを求めるタイミング

――敵チームの情報だけでなく、自分の状況を伝えるのも大事だと思います。どんな場面で共有すれば勝ちやすくなりますか?

だいとも:
倒されそうなときや、ポータルキーを守れなさそうなときは早めに伝えたほうがいいですね。

――早めというと、具体的にはどのタイミングでしょうか?

だいとも:
ダメカや回復カードを使っていて、ダメカの効果もなくなり何もできない!と思ったときですね。倒される前にもう前に出れないとか、守れないと伝えるのがいいと思います。

でも、ポータルキーに関しては無理に守る必要のない場面もあります。リスポーン地点と守るべきポータルキーが近ければ話は別ですが、防衛しきるのが無理そうであれば、デスを積み重ねる前にポータルキーを諦めるのも手です。

――ステージによると思いますが、ポータルキーを守れるかどうかは何を材料に判断すればいいんでしょうか?

だいとも:
これは経験の活きるシーンだとは思いますが、基本的にはデッキレベルの差とカード使用状況ですね。デッキレベルの差があまりなくても、敵がカードを全部使える状態であれば、1人で守り切るのは難しいと思います。

共有事項5:バトルの改善点

――バトル終了後に何か共有しておいたほうがいいことはありますか?

だいとも:
反省会っていうほどじゃないんですが、次のバトルのマッチング中とかにさっきはこうしたら良かったね、こうするべきだったなって改善点を共有することがあります。

――自分で気づいていないダメな部分があるかもしれないので、改善点を教えてくれるのは嬉しいですね。改善点の共有は重要なことですか?

だいとも:
かなり重要ですね。改善点を共有しないとそのバトルは意味がないと思うので。改善点を出し合うのを含めて、バトル回数をこなすことが固定で勝つために重要なことです。


固定で勝つために必要なことに加え、だいともさんの人気っぷりも知ることができた。

だいともさんはWPLの1st GATEで優勝した「食パントースター」のメンバーでもあるため、今後のWPLでの活躍からまだまだ目が離せない。

写真・BUN

(C)NHN PlayArt Corp.
(C)DWANGO Co., Ltd.

【あわせて読みたい関連記事】

1st GATE王者は食パントースター!決勝ベストバトルを徹底解説

「プチ炎上#コンパス×WELLPLAYED LEAGUE」1st GATE決勝リーグのDay2では、3連続5-0という快挙が成し遂げられた。そんな決勝リーグの中から、2つのバトルに注目し、試合運びと考察を解説。

記者プロフィール
キズグチアロエ
「#コンパス」にどっぷりハマり、「#コンパス」に人生を捧げると決めた、傷口だらけのアロエ。
「#コンパス」に携わるクリエイターたちと、仲良くなりたいフリーライター。
どんなヒーローでもそこそこ扱え、特定のヒーローというよりもヒーロー全員が好き。

関連記事

注目記事

新着記事