けんつがゆく【第2回】:YouTuberけんつめしの動画作成ポリシー

けんつめし

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「クラッシュ・ロワイヤル」で活躍するプロゲーマーけんつめしによる連載「けんつがゆく」。

第2回となる今回は、「YouTuberとしてのけんつめし」というテーマでお届け。

日々公開している動画のネタはどのようにして考えているのか、その意図が明かされる。

【BACK NUMBER】

なぜプロゲーマーがYouTuberもやるのか

へいよー!けんつめしです!

今回はプレイヤーとしてではなく、YouTuberとしての活動について書いていきたいと思います。僕のYouTubeチャンネルでは、クラロワのデッキ紹介を中心にいろいろな動画を公開しているのですが、クラロワ関連の動画で大事にしているテーマがあります。

それは、「面白くて上手い動画」であるということ。

クラロワというゲームは、僕以外にもランキング上位の上手いプレイヤーたちが動画を出したり生配信を行ってたりしており、参考になるものが多いです。強くなりたいと思っているプレイヤーにとって、とても恵まれた環境だと思います。

プロ活動をしている身分からすると、手の内を明かすということでもあり、デメリットにもなり得ますが、それでも動画を観てくれた人にゲームが上手くなっていく快感を楽しんでほしいというのが僕の願いです。プレイヤーが少ないゲームは衰退していく一方なので、そうならないために盛り上げる役割を担っている自覚を持って活動しています。

プロゲーマーとYouTuber 2つの視点で動画作り

さて、僕が投稿している動画ですが、基本的には得意なデッキを使ったプレイ動画がメインです。参考になるように立ち回りを解説をすることで、見てくれた人が同じデッキを使えるようになることを意識しています。

このような解説動画や上位ランカーとの試合配信は、ネタが尽きないので継続しやすいですね。

その反面、同じデッキの動画が数日続いてしまうこともあるので、マンネリに感じてしまう方も多いと思うので悩みどころではあります。ただし、同じデッキの動画を全部見てくれたら、熟練度がかなり高まることは保証します!

ところで、僕が他のプロ兼配信者と違う点は、面白さを重視した実写動画にも力を入れていることだと思っています。もちろん、クラロワの動画がメインではありますが、そればかりやっていてもつまらない。そう思って、実写動画も時折撮影しています。

最近では、大学の先生になりきって自分の経歴を語ったり、クラロワの授業をするという立て付けの動画をアップしましたが、視聴回数や反響もいい感じです。

学校で授業を受けるという、誰でも経験したことがあるシチュエーションとクラロワを掛け合わせることで、幅広い視聴者層に共感してもらえるのでは? と考えたのがきっかけで企画し、動画作成に至りました。

去年参加した「明治大学アカデミックフェス2018」でお世話になった明治大学飯田泰之ゼミのご協力もあり、講義室を使わせていただけました

ときには人のことをいじったりドッキリにかけたり、いろいろな企画でその人の個性を引き出し、発信するのも自分の役目だと思っています。そんな企画を思いつくのはいつも突然で、「この動画は伸びるだろうなあ」と直感したら迷わず撮影を始めます。

参考になるプロプレイヤーとしての動画、YouTuberとしての誰もが楽しめる動画。この2タイプの動画を作れるのが、YouTuberけんつめしです。今後も楽しんでご視聴いただけると嬉しいです!

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記者プロフィール
けんつめし
ウェルプレイド所属のクラロワプロプレイヤー。2018年4月から始まったプロリーグ「クラリワリーグ アジア」ではFAV gamingに所属しキャプテンとして活躍。ゴーレムを使った、重量級のデッキを得意とする。

・クラロワ 日本一決定戦 優勝(2017年5月)
・Clash Asia Crown Cup 3位タイ(2017年7月)
・クラロワ 日本一決定戦 The Final ベスト16(2017年10月)
・第18回アジア競技大会 ジャカルタ・パレンバン日本代表選考会優勝

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