たぬかな、ゆうゆう、みぃみの鉄拳女子ギリギリトーク

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某日、鉄拳女子座談会を実施したのだが、途中で差し込まれる彼女たちの話が、あまりに面白すぎる! ということで、別記事で女子トークをまとめることにしてできたのがこの記事。
プロになるきっかけから、プロになってから起こった出来事の数々。インタビューでは見えてこない彼女たちの素顔と日常は、予想以上に面白かった。
たぬかなのサインをお願いされるゆうゆう
――これまで大会の会場など、ファンとの交流で印象に残ってるのは?
たぬかな:
海外の会場で、私との撮影・握手会みたいのが自然発生的にできるときがあるんですが、最長で2時間待ちになることも(笑)。
ゆうゆう:
2時間って!?
たぬかな:
会場のスタッフさんが気を使ってくれて、列整理をしてくれることがあるけど、スタッフさんがいないときは、ハグやボディタッチが激しくなる傾向が……。あるときなんかは、抱き寄せられて脇から手が入ってきたことも! さすがに、怒りゲージMAXですよ(笑)。中には、女性に触れたいだけの人もいるみたいで、そういうのはご遠慮いただきたいです。
ゆうゆう:
海外では、知らない人から気軽に肩を叩かれたりするよね。文化の違いなのかな。
たぬかな:
文化の違いは感じるよね。サインも求めず、ハグだけ求めてくる人もいて(笑)。ハグを拒んだ後に逆上されても困るんで、海外では無感情フェイスでハグしてます。
ゆうゆう:
たぬかなちゃんって、海外ではアイドル的な人気なんだよ。私に「あなたの大ファンです!」って言った直後に、「たぬかなはどこにいますか?」って聞いてきて、最後には「たぬかなちゃんのサインをもらってきてください」って頼まれたことも一度じゃないよ(笑)。
しかも、アメリカ、アジア問わず、いろんな場所で聞かれるんだよ。たぬかな人気はグローバルですごいんだから!
みぃみ:
シンガポールに3人で参加したときの話を聞いてください。たぬかなちゃんの試合順が遅かったので、なかなか会場に現れなかったから、現地のファンから「たぬかなはどこ?」ってメッチャ聞かれちゃった。
ゆうゆう:
だよね、私なんかあのときだけで3回も聞かれたよ。
たぬかな:
午後からの試合だったので、ホテルで寝てました(笑)。
みぃみ:
私たちは午前に試合だったから、応援してほしかったな。
たぬかな:
それは、その……スミマセンでした。疲れてないときは、応援に行くんですよ。
みぃみ:
会場に来たらメッチャ元気だったじゃん。
たぬかな:
それは、その……本当にスミマセンでした(笑)。
たぬかな:
みぃみさんは、2Dゲーマーたちからもかわいいって話題になっているみたい。どぐらさんが「みぃみたむ、カワイイ、はぁー」って言ってたりしますもん。
ゆうゆう:
みぃみたむ(笑)。まさかのどぐらさん。
みぃみ:
ありがたいことに、最近は記念写真をお願いされることがあるのですが、SNOWのような盛れる機能があるカメラアプリを使わずに撮影してくる人が割といます。イヤというわけではないんですが、盛れるならば盛っていただけたらうれしいです(笑)。
たぬかな:
私は、下から煽りで撮影してくるのが気になる。最近のスマホのカメラは、若干上下が縦に伸びる仕様になっているものがあって、私の顎がカイジのキャラみたいに見えるような写真を撮られるのが嫌で嫌で(笑)。
女子の感覚からすると、写真は上から撮るでしょ。なので、撮影のときはそこらへんを気にしてくれるとうれしいですね。下からの撮影は厳禁! 女性はその辺、気になるんです。SNOWで上からアングルの撮影なら大歓迎です(笑)。
――ファンが多いということは、プレゼントをもらう機会が増えたのでは。
ゆうゆう:
私の場合は、国内、海外問わず、バナナをプレゼントでいただく機会が増えました。私のイメージって、バナナなんだ(笑)。
たぬかな:
まぁ、獣道2の試合中にバナナを食べていたのが、配信で印象に残りすぎているから、ゆうゆうといえばバナナ好きっていうキャラ付けになっちゃうよね。
みぃみ:
私は割とピッタリ目のビスチェみたいな民族衣装をもらったことがあるかな。そのときは、お礼に写真を撮って送ったことがありますね。
ゆうゆう:
いい話だね。みぃみは何が好きなんだっけ。
たぬかな:
お金って言っておきましょう(笑)。
みぃみ
一瞬私もよぎったけど(笑)。ゲスキャラになっちゃうじゃん、やめてよ。私は「水」がほしいです。
たぬかな:
水キャラ!? メッチャたくさんの水もらうことになりますよ(笑)。
ゆうゆう:
バナナは腐りやすいから、一度に大量にいただいても困ることがあるんですよ。飛行機に持ち込めなかったりするし。なので、バナナチップスや、バナナゼリーとかだとうれしいかも。
たぬかな:
そういや、サウジアラビアの大会に行ったときに、豪邸にお呼ばれしてチームのみんなにプレゼントをもらいました。それがなんと、ダイヤのネックレスと、CHANELのバック!
ゆうゆう:
ダイヤをもらう!? 私もサウジアラビアに行きたい!
たぬかな:
サウジアラビアは、日本のサブカル人気がすごかった。格闘ゲームだと「鉄拳7」が一番人気で、参加者も多かったですし、レベルも高かったよ。
みぃみ:
今、行かないと。ダイヤがもらえない(笑)。
ゆうゆう:
交流じゃなくてダイヤ目的じゃん(笑)。
たぬかな:
あと、別の富豪っぽい人から、鉄拳個人レッスンをしてくれないかって誘われたりして(笑)。怖くて行かなかってけど。
でも、有名になるっていいことばかりじゃなくて。過激な人からメッセージが来るようにもなった。Twitterにも書いたのですが、1億円で一夜を共にしてくれってDMが来て。もちろん、優しくお断りしました。
みぃみ:
あっ、私のところにも同じ人からDMが来たかも! 1億円やるから一夜を共にしろと。しかも、「たぬかなは快く承諾したぞって」いう画像加工丸出しのスクショが送られてきて(笑)。
たぬかな:
私もひと晩1億円の女っていう1ネタできた(笑)。
師匠や女神と称される「元祖鉄拳王の女マキシ」とは?
――みなさんに師匠はいましたか?
ゆうゆう:
マキシさんです。最初に会ったときに、「鉄拳王」というランクマッチの最高段位にいらっしゃいました。
たぬかな:
「元祖鉄拳王の女」ですね。私もマキシさんです。遠くに住んでいるのですが、お互いに使っているシャオユウというキャラの攻略ノートを送ってくれたりするんですよ。マキシさん、大好き!
ゆうゆう:
あんな優しい、できた人になれるのか? っていう悩みを抱えちゃいます。マキシさんのようにならなきゃって。
たぬかな:
誰にでも優しくて、鉄拳の女神ですね。
みぃみ:
私はよく愛知へ遠征に行くのですが、マキシさんは優しくしてくれます。実は、マキシさん経由で「ゆうゆうは同じ歳だよって」紹介してもらって。マキシさんの背後に立って、ゆうゆうさんがお菓子を食べながらこっちの様子を見てたのを今でも覚えてます(笑)。
たぬかな:
ゆうゆうさんは、昔から守護霊スタイルなのか(笑)。
ゆうゆう:
最初は、みぃみと全然しゃべらなかったんです。私はどちらかというと陰キャの人見知りなので。最近はだいぶマシになったけど(笑)。プロになってからは、人に見られる機会が増えたからメイクも覚えたし、洋服もがんばってます。昔はスパンコールのついたTシャツにジーンズで、木製サンダルを履いてましたもん。
たぬかな:
その服装+木製サンダルとは!(笑)
ゆうゆう:
最近はだいぶマシになったの(笑)。MASTERCUP.2の決勝戦の開始前で、参加者全員に向けてコメントを求められたとき、緊張からヤバすぎて泣いちゃいましたもん。今では鉄拳を通じて明るくなれて本当に良かったです。
たぬかなの将来より従業員割引のステテコ
――プロゲーマーになったきっかけは?
ゆうゆう:
私は、獣道2の試合に勝ったおかげで、UYUからすぐ連絡が来てプロになることができました。
たぬかな:
私は友だちに聞いたCYCLOPS athlete gamingのチームメンバー募集がきっかけですね。そこで、5分間の対戦動画を募集していたんです。動画編集の方法がわからなくて、2時間のランクマッチ動画をそのまま送ったら、やる気があると判断されて採用となりました(笑)。
みぃみ:
デジタルハーツ内でesports事業部の話が立ち上がって、担当をしてました。ただ、延期になったこともあって、一度退社したんです。その後、話が再度立ち上がり、再就職して今に至ります。現在はesports事業を担当しており、実業団選手として活動してます。
――プロになるにあたって、家族の反対はありましたか?
たぬかな:大反対されましたね。当時、私がユニクロで働けていることを喜んでくれていましたし。ユニクロでの従業員割引制度で父に下着や靴下を買ってあげてたんですが、「ユニクロを辞めたら、ステテコが安く買えなくなるのがツラい」って言われました。
みぃみ:
娘の将来より従業員割引のステテコが勝った瞬間(笑)。
たぬかな:
元々父親もゲームをやってたんですが、プロゲーマーでご飯が食べれるなんて最初は信用してくれなかったんです。でも、父も最後には、途中で諦めずにがんばれよって。
あと、ユニクロの従業員にランクシステムがあるんです。一度辞めたとしても、再就職時に研修期間を経て、同じランクから再スタートできるというありがたい制度があるんです。なので保険をかけながら、大阪に旅立ちました。
ゆうゆう:
まるで、段位システムじゃん。
みぃみ:
段位システムって、その発想は完全に鉄拳脳だね(笑)。
たぬかな:
そう、素晴らしい段位保存システムがあるんです(笑)。プロゲーマーを辞めても、ユニクロに帰れるんです。
ゆうゆう:
うらやましい。段位戻れるの良いね。
彼氏にやきもちを焼いてほしかったみぃみ
――ご家族の話の次は「鉄拳と彼氏」について聞かせください。
ゆうゆう:
彼氏がとても理解があり、協力してもらってます。
たぬかな:
プロゲーマーになる前に付き合っていた彼氏が、すごく心配性な人でした。あるとき、公式世界大会の大阪予選で優勝できなかったら、もう鉄拳を辞めろって言ってきたんです。結果は1回戦敗退……。
そのときは、悔しくて泣いちゃいました。それをバネに次は絶対に勝ちたいと思い、彼氏の反対を押し切ってプロになりました。
ゆうゆう:
私とマキシさんで、泣いてるたぬかなちゃんを慰めてるときに、「先に船で帰る」って言ってた人だ(笑)。
たぬかな:
プロゲーマーになるために大阪へ移住するときに、遠距離恋愛は無理だと言われてその彼氏とは別れて、鉄拳を続けることにしました。今では、徳島のイベントにも遊びに来てくれたりしてくれる、いい奴になりましたが(笑)。
みぃみ:
長く付き合っていた彼氏が、私に全然興味を持ってくれなくて……。私が遠征や大会に行くと伝えても、オールOKで物分かりが良すぎたんですよね。やきもち焼いてくれるとか、ちょっとうらやましいなって思っちゃいました(笑)。
たぬかな:
うらやましいですか? 先に船で帰るって言われるんですよ(笑)。
ストイックにトレーニングするゆうゆうと戦闘民族のたぬかな
――日々のトレーニングはどのように行っていますか?
みぃみ:
私は、音楽経験のある部長から指導を受けてます。あるとき部長に、がむしゃらに練習しても効果が薄いと言われ、過去の対戦動画を見ながら効率的に不得意な点を向上させるプログラムを作ってもらいました。最近では、午前中に事務作業を行い、午後から会社でトレーニングしてます。
ゆうゆう:
私のトレーニングは、とてもつまらないですよ。日々トレーニングモードを6時間、朝昼夜で分割してこなしてます。ジャックという大型キャラに複数の技(スレッジハマー、シザースメガトン1発止め、シザースメガトン2発出し切り、ワイルドアッパー)をプログラミングして、それらをさまざまな行動でガード。各技に対応した確定反撃や、対策の技を返す反復練習。ハイキックでカウンターを取るなど、地道なトレーニングを毎日徹底してやります。
たぬかな:
ストイックすぎる(笑)。でも、ジャックに確定反撃を入れてからのコンボが難しいですからね。
ゆうゆう:
そうそう、大型キャラ限定コンボの練習にもなるから。出産や子育てで、ブランクの期間があったからいっそう努力してる。体で覚えないと全盛期に戻せないって思うし。子供の世話も父が協力してくれてるので、助かってます。
たぬかな:
私は、実戦あるのみですね。大阪の強いプレイヤーの方々と対戦して、戦いの中で強さを掴んでいってます。先生がいると効果的なんです。
ゆうゆう:
戦闘民族サイヤ人みたいだ(笑)。
たぬかな:
私はトレーニングモードが苦手なんですよ。っていうか、つまんない。でも、ランクマッチや対戦前に、コンボ練習はひととおりやってますね。
ゆうゆう:
性格の違いもあるかもね。正直、何時間もトレーニングモードの練習を続けるのはつまんないんです。でも、地力を付けるために私はコツコツやってる。なぜかというと、大会時に自信につながるからなんだよね。あんだけ練習したんだから、「私なら大丈夫」って自分を信じることができるために。
顔芸に定評のあるたぬかなと残念な佐野ひなこ
――女子プロゲーマーならではの悩みがあれば教えてください。
たぬかな:
トレーニング不足が悩みですかね。ありがたい話ではあるのですが、メディアの取材が激増してます。多いときだと、月の3分の2が取材で埋まったりするんです。チームメイトからも練習できるのか? って心配されるほどで。東京-大阪間を往復移動する回数が多くて、特に日帰りはキツイですね。
ゆうゆう:
日帰りはキツイよね。
たぬかな:
キツイ中で帰ってきて、ついランクマッチを朝までやってしまって体調を壊したことも(笑)。
みぃみ:
ランクマッチをしていると、女性だからか、配信のコメントで叩かれたりするんですよね。「残念な佐野ひなこ」とか書かれたこともある(笑)。世に名前が出るのはうれしいことなんですけど、叩かれることも増えましたね。
ゆうゆう:
女性だから、どうしても外見について言われたりするよね。
たぬかな:
佐野ひなこさんなら、残念でもかわいいから良いじゃないですか。私は「深海魚のみたい」とか、「帽子被ったらディディーコング!?」って言われたことあるぞ(笑)。
みぃみ:
ディディーコングって、人間じゃない(笑)。
ゆうゆう:
あと、プライベートを聞かれたり、年齢を聞かれるのがキツイ。
みぃみ:
年齢は嫌だ! たぬかなちゃんはまだ大丈夫だと思うけど。
たぬかな:
私、実年齢より年上に見られるんですよ。ネットで「ほうれい線ババア」とか言われたり(笑)。
ゆうゆう:
いやいや、どう考えても若く見られるでしょ。
たぬかな:
20歳のはつめちゃんが出てきたので、彼女と比べられるとしんどいです(笑)。今はやってませんが、エゴサーチしてた時期があって、そのときは3日に1回、「ヒアルロン酸を入れたい〜」って叫んでました。
先日テレビに出演したときに、もっとTVに出たいですか? って聞かれて、チーム持ちでヒアルロン酸を注入してくれるんだったらもっとテレビに出たいですって答えたぐらい(笑)。
ゆうゆう:
ヒアルロン酸(笑)。私はプロゲーマーなんだけど、テレビに出ると外見のことを言われるんですよね。テレビに出てる割にかわいくないとか。やっぱり、ゲームプレイを見てほしいです。
たぬかな:
配信していても、ゲーム画面と私が写っているワイプの大きさを逆にしてほしいっていう謎の注文が来たりします(笑)。私の集大成は、ゲーム画面のほうなんだと声を大にして言いたいです。
たまに、自分の画面を大きくすることがあるんですが、恥ずかしいからすぐに小さくします。私はゲームしてるときの顔芸がひどいんです。スクショを送っていただくことがあるんですが、自分でもびっくりするぐらい(笑)。
――着用されているチームユニフォーム、ファッションについてお聞かせください。
ゆうゆう:
とにかく派手。会場ですぐ見つけてもらえます。しかも、大会毎にデザインが違うこともあります。新しいスポンサーが付いたりすると記念Tシャツを出したりと。社長がアパレルブランドのデザイナーもやられているので、その辺はこだわってます。
みぃみ:
うちは、襟が付いているのが特徴ですね。ただ、ユニフォームが半袖なんで、パーカーもほしいです、海外の会場は冷房が効きすぎて寒いことがあるんですよね。以前に上司に提案したら、手袋でいい?って言われましたけど(笑)。
たぬかな:
私のチームって初期の上着はピンクの格子柄でしたが、今は紺のスマートな感じで格好良いです! 普段はレッドブルの帽子をかぶってますが、冬はニットキャップにします。今持ってるのは毛玉が凄くて、新品をお願いしました(笑)。
真剣だから本当に泣いちゃうんです
――大会の参加中に気をつけていること、気にしていることはありますか。
みぃみ:
対戦台の固定カメラって、下から煽られて撮影されていることが多くて、二重アゴに見えたらどうしよう? って心配になります。
たぬかな:
あれは、マジで気にしてほしい(笑)。女子は顔の映りを気にして大変なんです。試合中のカメラアングルを毎回上からにしてほしい。
ゆうゆう:
対戦台では、独り言を言わないように気をつけてます。相手に「たわけ」「うわ、やったわ」とか1人ではしゃいでたら恥ずかしいじゃないですか。
みぃみ:
うそでしょ、独り言を言いまくってるよね。
ゆうゆう:
……うん、たくさん言ってる(笑)。
あと、Mr.NAPS(※)との試合で、負けた内容が悔しすぎて泣いちゃったことがあるんです。それが海外のプレイヤーには印象的だったようで、泣き虫キャラと思われてるのか「Don’t cry baby!」って試合前によく声をかけられます。「I’m not baby」って返しますけど(笑)。でも、真剣だから本当に悔しいときは泣いちゃいます。
※アメリカのレジェンドプレイヤー
たぬかな:
あの試合はもう少しで勝てそうでしたし、悔しかったでしょう。ゲームで負けて泣くと、恥ずかしいとかマイナスな言い方をされるけど、スポーツだと選手の涙は美徳とされますよね。esportsの涙とスポーツの涙の違いはなんでしょうね。
ゆうゆう:
「泣くなんて恥ずかしいな」ってコメントされたけど、そんなことないと思うんです。スポーツ選手もそうだと思いますが、同じように私たちは真剣なんです。
たぬかな:
EVOの時は、負けた後に3日間ホテルの部屋で泣き続けてましたよ。
ゆうゆう:
わかるなぁ。負けた後は、写真撮影をお願いされるのはちょっと……だよね。
みぃみ:
そこはご配慮いただけましたらうれしいですね。
徳島にプロチームを立ち上げたいたぬかな
――かずのこ選手が婚約を表明するなど、格ゲープレイヤーでおめでたい話題が増えてきましたが、将来像、結婚観について聞かせください。
ゆうゆう:
将来的に、契約期間が終わったら子育てに戻ると思います。2019年は、世界を回ることに集中したいと思ってます。
みぃみ:
今は実業団プレイヤーですが、元々事務職なのでOLに戻ると思います。結婚はしたいです!子供がほしいですね。
ゆうゆう:
みぃみは彼氏募集中だよね(笑)。
みぃみ:
募集中……、そうかもです(笑)。
たぬかな:
実は、セカンドキャリアを模索中です。
ゆうゆう:
早い(笑)。
たぬかな:
クラウドファンディングでお金を集めて、徳島県にプロチームを作るのが夢です。そして、私がオーナーになる!
ゆうゆう:
女社長じゃん(笑)。
たぬかな:
面接とかやりたいですね。「君の志望理由は?」とか聞く役をやりたい(笑)。徳島県をなんとかして、盛り上げたいです。
みぃみ:
格好良いですね。郷土愛かぁ。
たぬかな:
徳島県のサブカルイベント、マチアソビが盛り上がってますし、いつか地元に貢献したいです。自分ががんばった足跡を残したいですね。
鉄拳へ真剣に取り組みながら、ストイックに夢を追い続ける鉄拳女子たちの本音が飛び出したこの座談会。esportsがまた大きく成長しようとしている2019年に、さまざまな想いを抱きながらトーナメントや社会へ挑む彼女たちをこれからも応援していきたい。
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たぬかな、ゆうゆう、みぃみがぶっちゃけるひらがな鉄拳女子座談会
現在活躍中の女子プロゲーマーたぬかな、ゆうゆう、みぃみの3人による2018年の鉄拳を振り返り。ここでしか聞けない裏話がてんこ盛り!