コンパス新ヒーロー零夜はスタンとDAを駆使して戦う超攻撃特化スプリンター

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2019年10月28日(月)のメンテナンス後から、#コンパス看板ヒーロー「Voidoll」のデザイン担当のちゃもーいが手掛けた、新オリジナルヒーロー「零夜」がゲーム内登場する。
本稿では、先行実機プレイで判明した零夜の基本性能から、ゲットしてからすぐに使える3つのテクニックを紹介する。
零夜はスプリンター最速!
スプリンター:零夜
零夜はダッシュ中に触れた敵ヒーローをスタン状態にさせるという、コンパスヒーロー初となるスタン効果付与のアビリティを所持。さらに、スプリンターの中では珍しく【近】カードが苦手なため、まったく新しい立ち回りを求められるヒーローとなっている。
総合的に見ると零夜は扱うのが難しいヒーローなのだが、後述するテクニックを使えば零夜の動き方が見えてくるはずだ。
3行でわかる零夜
- ライフが少ない代わりに、移動速度と攻撃力が高いスプリンター
- ダッシュ中に敵ヒーローをスタンさせられる、唯一無二のアビリティを持つ
- ヒーロースキル(以下、HS)は当てづらいが、ヒットさせると強力な効果が発動
得意な攻撃カードは【連】のみ
零夜のカードスキル発動速度を見ると、【近】の発動は遅く、【遠】と【周】は並みの速さ、そして【連】のみ素早く使用することができることがわかる。

連続でヒットさせて真価を発揮する【連】カードの特性上、自由に動いている敵ヒーローに使用してもすべての攻撃が当たる前に逃げられてしまう。転倒やスタンなどのスキが生じたタイミングで使用するのがおすすめだ
もちろん【連】カード以外もタイミングを見て使えば強いのだが、零夜の操作に慣れない間は【連】カードを使用して、デッキのアレンジが可能なレベルまで使いこなせるようになってから他の攻撃カードを試してみてほしい。
零夜は強力なDAとスタン効果で勝負!
零夜のアビリティ「ミスティックアーツ【Δ】(デルタ)」は、ダッシュ中にプラズマを身に纏い、触れた敵ヒーローを約3.5秒間スタン状態にするというもの。このスタン効果はダメージカット(以下、ダメカ)によって防ぐことが可能だ。

プラズマを纏うまでは約3秒間ダッシュする必要がある
プラズマの効果範囲は【近】カードの攻撃範囲よりも小さいため、「機航師弾 フルーク・ツォイク」などにタイミングを合わせられるとプラズマがヒットする前に迎撃されてしまう。できるだけ不意を突いたり、対抗手段を持たない状態の敵ヒーローを狙ったりして、少しでも被弾する可能性を下げよう。
このプラズマ効果に加えて、持ち前の高い攻撃力から繰り出されるダッシュアタック(以下、DA)は大きなダメージを生み出すため、DAが零夜のメインウェポンだと言えるだろう。
また、零夜は通常攻撃の範囲がスプリンターの初音ミクと同じ程度と、スプリンターの中でも広い攻撃範囲を誇る。

通常攻撃の間隔は短いので、一方的に攻撃できる場合は積極的に通常攻撃をしよう。ただし、ライフが少ないので無理は禁物
HSはヒットで強制スタン発動!
零夜のHSである「シークレットオーダーδ(デルタ)」は、敵ヒーローを自動追尾する自分を召喚するという効果だ。

HSゲージがたまる速度は輝龍院きららと同じ
そして生み出されたもう1人の零夜に敵ヒーローが接触してから約2秒後、周囲に強制スタン攻撃とダメージを与える!

強制スタンのため、ダメカを使用していても防ぐことはできない
零夜HSは自動追尾という便利な効果があるものの、追尾速度がかなり遅く、ジャスティスハンコックなどの移動速度の遅いヒーロー以外は簡単に逃げ切ることができる。だが、追尾効果の持続時間は長いため、ポータルキー制圧時や防衛時に使用すると効果的だろう。

零夜の位置から双挽乃保の位置までは追尾をしてくれた。幅が狭いステージだと、かなり遠くまで逃げる必要がありそうだ
そして熟練のコンパスプレイヤーならもうお気づきかもしれないが、零夜HSはヒットしてもすぐに距離を取れば回避することが可能となっている。
この性能から考えると、零夜HSは敵ヒーローを倒す目的ではなく、敵ヒーローを自身から遠ざけたい場合や、前線を押し上げて攻め込みたいときなど、圧力をかける目的で使用するのがおすすめだ。
零夜使いなら覚えておきたい3つのテクニック
ここからは、零夜を使用する際に覚えておくと便利なテクニックを3つ紹介する。一部のテクニックは使用するデッキによっては不要だが、覚えておいて損はないはずなので、零夜使いを目指すプレイヤーにはぜひ参考にしてもらいたい。
スタンDA+【連】カードの簡単コンボ!
零夜のデッキに攻撃カードの採用を検討すると、おそらく【連】カードが多く採用されるのではないかと予想した。そこで、零夜の鉄板コンボにも成り得るテクニックを紹介する。誰でも簡単に再現可能なので、ぜひ試してみてほしい。
このコンボの手順は、敵ヒーローにプラズマを発生した状態で近づき、そのままプラズマとDAをヒットさせる。そして、DAを当てた直後に【連】カードを使用するだけ!

DA時に属性変更をすると【連】カードを使用できなくなるので注意
体力倍率の低いヒーローであれば、ワンパンも狙える強力なコンボとなっている。
【連】カードが貫通攻撃であればヒット後にダウンさせることができるので、所持していれば「とある家庭用メカの反乱」や「ライバル狂刃忍者-幽々院ゆらら-」などの貫通【連】カードをデッキに採用しよう。
敵ヒーローとの距離を調節して連続DA!
一方的に敵ヒーローを攻撃できる状態や、攻撃カードメインで戦うアタッカーがカードを使い切っている状態で使用できると強力な、敵ヒーローに連続でDAを当てるテクニックを紹介する。
零夜以外のスプリンターでもこのテクニックは使えるので、スプリンター使いなら覚えておいて損はないだろう。
やり方は、敵ヒーローにDAを当てるだけ。しかし、重要なのはDAを当てるタイミングにある。

零夜の後ろ側の攻撃範囲に、ギリギリ敵ヒーローがいるタイミングでのDAを意識しよう。そうすることで零夜と敵ヒーローの距離が開き、再度DAを発動するまでに必要なダッシュ時間を稼ぐことができる
実戦では敵ヒーローは回避しようと移動するため、逃げる方向を予想してダッシュする必要があるだろう。さらに、他の敵ヒーローの援護がくることも考えられるため、マップを見て周りの状況を把握してから狙おう。
壁にダッシュでプラズマ発生!
零夜アビリティであるプラズマは、約3秒間ダッシュし続けるが発生条件のため、必ずしもダッシュ状態で移動する必要はない。
この発生条件を考えると、一部のオブジェクトを利用すれば移動せずにプラズマを発生させることが可能。

ポータルキーや壁に向かってダッシュをするだけでも、約3秒経てばプラズマが発生する
これを使えば、至近距離にいる敵ヒーローにプラズマを纏った状態で近づいたり、「恒星間転送装置 Tele-Pass」などの背後を取る攻撃のケアができたりする。
プラズマを纏っているかどうかで、零夜が与える敵ヒーローへのプレッシャーは大きく変わるので、余裕があれば狙ってみてほしい。
零夜おすすめデッキ
ここまでは零夜の性能やテクニックを紹介してきた。
次に紹介するのは、零夜使用プレイヤーにおすすめしたいデッキリスト。零夜の攻撃力を活かした編成を紹介するので、ヒーローガチャで零夜を入手したら使用を検討してもらいたい。
【連】カード採用型

(左から)ライバル狂刃忍者-幽々院ゆらら-(とある家庭用メカの反乱で代用可)、全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK、楽団姫 ディーバ、魂を司る聖天使 ガブリエル(他回復カードで代用可)
低い体力倍率を100%ダメカでケアし、零夜が得意とする【連】カードを採用したデッキ。本稿でも紹介したスタンDA+【連】カードのコンボでキルを狙う動きが可能なので、敵ヒーローの攻撃をダメカで防ぎ、チャンスを見計らって攻め込む戦い方になるだろう。
敵ヒーローが、ダメカを張った状態の相手にヒットで大ダメージを与える「ガードブレイク」効果を持つカードをデッキに採用していない場合は、ダメカを使用してからDAを当てててライフを削ろう!
DA特化型

(左から)ドリーム☆マジカルスクエア(以下、マジスク)、ひめたる力の覚醒、全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK、【リゼロ】ゼロから始まる異世界生活(他回復カードで代用可)
攻撃カードを採用せず、DAだけでキルを狙うDA特化型のデッキ。
敵ヒーローにダメカを使用させてから、スタンDAを当てた直後にマジスクを使用し、そのまま連続でDAや通常攻撃でキルを狙うのが基本の動きとなる。

手際よくマジスク発動までできれば、敵ヒーローはカードを使用するまでに数秒間要する。DAのタイミングによっては、カード発動をキャンセルすることもできるだろう
理想どおりの動きができればキルまでつなげやすいものの、単調な動きには変わりないので、動きを読まれないためにひめたる力の覚醒を接敵前に使用してダメカを使わせたり、ダッシュ状態のまま敵ヒーローを通過したりなどの工夫が求められる。
扱いが難しいヒーローではあるので、めげずに繰り返し使用して感覚を掴んでほしい。
2019年12月8日(日)に実施される#コンパス公式大会の「大炎上#コンパスグランドスラム」からは、零夜の使用が可能となる。
零夜との距離の取り方やHS発動時の動きなどは、これまでの大会にはない立ち回りになるため、グランドスラムでは零夜に狙われているプレイヤーの動きに注目だ。
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