コンパス女子バトはあばぬきが2代目女王に!初代女王セリヌんてゐうすはどう挑んだのか?

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超会議2019で、女性だけが参加できる「第2回女子バトグランプリ」(以下、女子バト)が開催された。前回同様、参加賞として#コンパスヒーローの非売品缶バッジが貰えるということもあり、当日枠を含め、200名を超える参加者が集まった。
このイベントに、初代女王のセリヌんてゐうすと、初代準優勝のおさわりNG♡も出場。ここでは配信では見ることのできない予選の様子と、勝負の決め手となったポイントを紹介する。
セリヌんてゐうすが決勝ステージ進出!5-0で思わず踊る女王
第1回女子バト優勝チームの「セリヌんてゐうす」と、準優勝チームの「おさわりNG」。両チームとも女子バト経験者とはいえ緊張しており、この日のためにかなり練習を重ねてきたという。
予選開始前に各チームへコメントを求めに行ったのだが、いつの間にか2チームが合流してわいわいと話が始まった。
セリヌんてゐうす
えだまる:予選ではおさわりと当たりたくないなー(笑)。でも、ステージには絶対あがってみせます。
あかねこ:予選は勝ち抜けたい!
さらだ:ステージに上がるイメージだけはできてます(笑)。
おさわりNG♡
邪神たや:セリヌんてゐうすには負けない!
大天使リリカ丸:負けないぞ!
ましろ:リア友になれてうれしくて、もう優勝した気分です(笑)。
セリヌんてゐうすのインタビューはこちら
おさわりNG♡のインタビューはこちら
セリヌんてゐうすは、予選では金アイコン(シーズン10位以内)プレイヤーや、高ランク帯のチームとのマッチがあるなど、簡単に予選を勝ち上がれたわけではないようだ。
それでも、セリヌんてゐうすは初代女王の強さを発揮し、5-0で圧勝したバトルも存在した。このうれしさに、#コンパスブースで流れている曲に合わせて踊り始めるシーンも。

上から順に、めろヌ(えだまる)、ふゐろすとらとヌ(さらだ)、でゐおにヌ(あかねこ)となっている。デッキばれ防止のための改名かと思われたが、「走れメロス」の登場人物に合わせて名前を変えていたようだ
その後も安定したプレイングで、予選開始前の宣言どおり、セリヌんてゐうすは決勝ステージへ進出!

決勝ステージ開始前にコメントを求めたところ、「ここまで来たら、2連覇狙います!」「2連覇してちやほやされたいんで、がんばります(笑)」と回答してくれた
おさわりNG♡決勝ステージ進出ならず
今回の女子バトでは、予選中のバトルを来場者も見ることができるようにモニターが用意されており、おさわりNG♡を応援する人も多く見られた。
しかし、おさわりNG♡はミスが重なり普段の力を発揮できなかったようで、予選3回戦で敗退となった。
2代目女王チームはあばぬき!決勝4チームは女子バト常連
予選参加全73チームの中から予選を勝ち抜き、決勝ステージ進出を決めたのは以下の4チーム。この4チームのうち、3チームが第1回女子バトの決勝ステージに進出したチームとなっている。
- あばぬき
- セリヌんてゐうす(第1回女王)
- しゃとーぶりあん(第1回ベスト4)
- ぴかぴか3年生(第1回ベスト4)
準決勝第1試合:あばぬき対セリヌんてゐうす
準決勝第1試合は、スプリンター、タンクの耐久特化編成の「あばぬき」が勝利!
あばぬきチームが発動した「‐蒼王宮‐氷冠女王イデア=N=ユランブルク」によって、えだまる選手が使用しているVoidollがリスポーン地点に一番近いAポータルキー付近にはじかれ、意図せずAポータルキー制圧を行った。これによりタンクへの対処が遅れ、苦しい戦いを強いられることになった。
セリヌんてゐうすの敗因は、ワープしてきたタンクを対処するのに時間を使いすぎてしまったことだろう。タンクからポータルキーを取り返すのが難しいと判断した時点で、広がりきっていない敵陣へ向かうなど、タンクを無視する動きがあれば勝ち目はあったのではないだろうか。
準決勝第2試合:しゃとーぶりあん対ぴかぴか3年生
両チームとも第1回女子バトでベスト4入りしている強豪同士。激しいバトルを制したのは「ぴかぴか3年生」!

(写真左から)ぽかぽかゆえかす、藤、かわい
Voidollでバトルの流れを作り出す点は共通していたが、バトル中盤に有利状況を作り出したぴかぴか3年生が守り切り勝利となった。さすがは第1回女子バトでベスト4入りしているだけあり、終始高いレベルでのバトルが繰り広げられた。
惜しくも敗北したしゃとーぶりあんも、えごま選手のVoidollが距離の離れているAポータルキーとCポータルキーを防衛するなど、見事なプレイを見せてくれた。

(写真左から)えごま、まりもだよ、しのざき
バトル終盤にCポータルキーを取れそうな場面があるも、ヒーロースキルでうまく防衛され、あと一歩及ばずという結果に。防衛にスタン攻撃を使い切ってしまい、なかなか攻撃に転じられなかったのが敗因といったところだ。
決勝戦:あばぬき対ぴかぴか3年生
2戦先取で勝利となる決勝戦で注目するべきは、バケツ選手の操るレンの耐久力の高さ。持続回復を打ち消す攻撃をうまくダメカで防ぎ、忠臣とリリカから見事に耐久した。
その際、広がり切っていないポータルキーを見逃さなかったVoidollの動きにより、1分も経たずに5-0勝利! 5-0が難しいでらクランクストリートにおいて、タンク入りチームの理想の5-0の流れと言えるバトルだ。
続く2戦目も、バケツ選手のレンが見事な耐久を見せ、序盤から4-1の状況を作り出す。
一見すると1試合目と同じ流れだが、5-0を危惧したリリカが自陣ポータルキーを守るためにレンから離れたため、レンが獲得したポータルキーが安定し、そのままあばぬきチームが勝利。あばぬきの優勝が決まり、ぴかぴか3年生は準優勝となった。
2代目女王あばぬきはセリヌんてゐうすと仲良しになりたい!
――まずは、2代目女王になった気持ちを教えてください。
仂涙わさびぬき:とってもうれしいですね!
バケツ:うれしいです!
スリーアッツ:意気込みを聞かれたときに、グッズもらって帰りますと言ったので、有言実行できて良かったです!
――今回はタンクを採用してましたが、練習はどれくらいしましたか?
仂涙わさびぬき:実は編成は、予選の直前に決まったんです。攻撃寄りの編成だと安定しなかったので、防衛寄り編成にしたら安定しました!
スリーアッツ:結果的にタンクとスプリンターで守って、ポロロッチョで飛び回るちょっとセコい編成になりました(笑)。
バケツ:2人が守ってくれたので、安心して戦えました!
――最後に、前回女王のセリヌんてゐうすにひと言お願いします!
仂涙わさびぬき:バトルが終わった後にくれた、ツイッターでの応援メッセージありがとうございました!
バケツ:優しい人たちでした。
スリーアッツ:仲良くなれたらうれしいです!(笑)
ケンカが原因!? 準優勝のぴかぴか3年生
――惜しくも準優勝でしたが、参加してみてどうでしたか?
全員:悔しいです!
藤:私たちは結構仲が良いチームだと思ってるんですけど、実は少し前にケンカしちゃったんです(笑)。お互いがなんでイライラしていたのかを説明して、女子バト前に仲直りして女子バトに望んだ経緯もあるので、本当に勝ちたかったです。
――前回はベスト4、今回が準優勝なので、もし次があれば優勝でしょうか?
ぽかぽかゆえかす:そうですね、次は優勝です!(笑)
――次回も期待しています。練習ってどうやってるんですか?
藤:超選抜のチームのような、かなり強いチームと練習ができてるので、練習環境には恵まれていると思います。
かわい:練習して活かせた部分はもちろんあるんですけど、逆に戦い方が凝り固まっていて、柔軟さが必要だなという場面もありました。
第2回も大盛況で終え、早くも第3回の開催が希望されている女子バト。本気で優勝を狙っているチームが増えてきていることから、今後はますますレベルの高いバトルが期待できるのではないだろうか。
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