スプラトゥーン甲子園予選突破チームを一挙紹介!:望月もちのイカがだろうか【第10回】

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「第5回スプラトゥーン甲子園」が開催され、新たな盛り上がりを見せる「スプラトゥーン2」。
全国各地では数々の熱戦が繰り広げられ、これまでにもスプラトゥーン甲子園で結果を残してきた歴代の猛者から、今大会から頭角を現し始めたニューヒーローと、多くのプレイヤーがその強さを見せつけている。
そこで今回の記事では、これまでに開催された近畿地区、九州地区、そして先日開催された北海道地区の優勝チームを紹介していく。
スプラトゥーン甲子園を観戦する方や、全国大会に向けて対策を練るプレイヤーにも、この記事を通じて役に立てれば幸いだ。
目次
月下雷鳴:緩急剛柔を極めたトッププレイヤーチーム!
「第5回スプラトゥーン甲子園」近畿地区大会DAY1の優勝は『月下雷鳴』!
強豪チームがひしめく熾烈なトーナメントを勝ち抜き、全国決勝大会への一番乗りを果たした。
全国の舞台でもさらなる活躍を期待したい。
本当におめでとう! pic.twitter.com/JwoGcFEcaS— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) October 15, 2019
メンバーの3人が歴代のスプラトゥーン甲子園地区大会の優勝経験があり、近畿地区Day1でも優勝候補と名高いチームだった。
チーム名のとおり、雷鳴の如く素早い攻めが持ち味であり、「バケットスロッシャーソーダ」と「L3リールガン」2枚で攻め上がり、後ろから「バレルスピナーリミックス」でサポートする立ち回りを得意とする。
しかし、このチームが優勝を掴めた要因として、「ステージに合わせて全員がブキを持ち替える柔軟さを兼ね備えていること」は間違いないだろう。
たとえば、ステージが横側に広く「ハイパープレッサー」による遠距離攻撃が有効になる「エンガワ河川敷」では、オクラ選手が「ジェットスイーパーカスタム」に持ち替えたり、
バケットスロッシャーの活躍が難しい「ムツゴ楼」では、メンタリティしのはら選手が「プロモデラーPG」に持ち替えたりと、型にはまらない柔軟さもチームの強さの1つだ。
メンタリティしのはら
バケットスロッシャーを使いこなすプレイヤーであり、第3回スプラトゥーン甲子園の全国大会で準優勝の実績を持っている。
今大会ではバケットスロッシャーソーダを使いこなし、薙ぎ払い攻撃と「クイックボムピッチャー」で相手を倒す役割を担う。ムツゴ楼ではプロモデラーPGを持ち、アタッカーだけではなく幅広い立ち回りが可能。
- Twitter:@Mentality_S
オクラ
第3回スプラトゥーン甲子園のジャンプフェスタ選抜Day2代表のオクラ選手は、「精密機械」と評されたハイパープレッサー使い。
ナワバリバトルの後衛枠といえば「スプラチャージャー」「エクスプロッシャー」「クーゲルシュライバー」のどれかというのが定番なのだが、使い手の少ない「バレルスピナー」を使いこなし、チームの後衛として支え続けた。
- Twitter:@ookura0810
りうくん
「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」(以下、NPB大会)のヤクルトスワローズ代表選手であり、スプラトゥーン2のガチマッチにおいて、世界最速でXパワー3000を達成したトッププレイヤー。
クーゲルシュライバーを得意とするプレイヤーなのだが、オクラ選手と長射程スピナーで被ってしまうことを懸念し、今大会からL3リールガンを使い始める努力家でもある。
- Twitter:@RiuKugel
ひいらぎ
第4回スプラトゥーン甲子園では中国地区の代表として全国大会に出場し、NPB大会では東北楽天ゴールデンイーグルスの代表として大会に参加している。
オンラインのユーザー主催大会でも数多くの実績を持ち、スプラトゥーンの競技シーンに携わる者なら誰でも知っていると言えるプレイヤーだ。
決して強いブキとは言い難い「スプラシューターコラボ」を使いこなすところから、スプラトゥーン界でも彼に憧れるプレイヤーは多い。
- Twitter:@hiragi0223spla2
DetonatioN Gaming:圧倒的組織力でナワバリを制圧!
「第5回スプラトゥーン甲子園」近畿地区大会DAY2の優勝は『DetonatioNGaming』!
DAY1に続き、激戦を勝ち抜き見事全国大会への切符を手に入れた。おめでとう!
次は11/2(土)、3(日)に開催される九州地区大会。
こちらもぜひご覧いただきたい。https://t.co/9CknP2T8yv pic.twitter.com/RAlMpA2Ke0— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) October 15, 2019
前回大会では「えふわんけーき」として、信越地区大会で優勝を経験した3人に、NPB大会で優勝を経験しているけいとぅーん選手を加えた、ナワバリバトルのエキスパート4人で構成されたプロゲーミングチーム。
環境ブキであるL3リールガンを使いこなしつつ、れき選手のメインブキであるジェットスイーパーカスタムを活かした攻めの速さが強み。相手にスペシャルウェポンを発動させる間もなく制圧しきってしまうため、ワンチャンスすらも許さない圧倒的な制圧力が魅力のチームだ。
また、前線のプレイヤーが相手陣地から退散する際、リスポーン地点にスーパージャンプで帰るのではなく、後衛のれき選手に向かってスーパージャンプするのが特徴。リスポーン地点に帰る時間を省くことで攻めの時間を維持し続けることができるため、相手としては苦しい試合を強いられることだろう。
ミリンケーキ
「パラシェルター」を得意とするプレイヤーだが、今大会ではL3リールガンだけで戦い抜いた。
第4回大会でも「シャープマーカーネオ」を使い続けていたため、環境に合わせてブキを選び続けることができる器用なプレイヤーである。
チームの中では前衛として対面しつつ、L3リールガンの強みである相手陣地への抜けを狙い、チームの潤滑油として働くことが多い。
- Twitter:@3RNcake_L
ku
「L3リールガンD」の「ジェットパック」で相手陣地まで乗り込んで攻めるプレイが持ち味。第2回スプラトゥーン甲子園から全国大会に参加しているため、オフラインの環境にも慣れていると思われる。
ジェットパックで攻め込み、削れた相手を他のメンバーが倒し切るため、DetonatioN Gamingの攻めの強さの秘訣となるプレイヤーである。
- Twitter:@Cc_O_a
けいとぅーん
NPB大会の覇者であり、「バケットスロッシャーデコ」を使いこなし、最前線で相手を倒す役割を持つプレイヤー。
基本的なスペックの高さもさることながら、特筆すべきはオフラインへの適応力の高さ。筆者の知っている限り、初めてのオフライン大会はNPB大会のはずなのだが、スプラトゥーン界の王者であるGG BoyZも倒してしまい、今大会でも決勝戦の3戦目という大舞台で、ステージの小さい足場に張り付いて相手のイカスフィアの爆発を回避するという、過去に例のないプレイを見せた。
- Twitter:@keitoon_okeito
れき
ジェットスイーパーカスタムを始めとした長射程シューターをメインブキに持つプレイヤー。L3リールガンの「イカスフィア」であったり、L3リールガンDのジェットパックで削れた相手を倒し切る役割を担い、近畿地区Day2予選では、ハイパープレッサーでジェットパックを撃ち落とす好プレイで会場を沸かせた。
また、押し込んでいる場面では味方のL3リールガンよりも前で戦うこともあり、後衛の枠に留まらない立ち回りの幅も魅力の1つだ。
- Twitter:@Reki_spl2
えびチリソース:試合を重ねるごとに強くなる注目のダークホース!
「第5回スプラトゥーン甲子園」九州地区大会DAY1の優勝は「えびチリソース」に決まった!本当におめでとう!!
明日の九州地区大会DAY2も、今日以上のアツい試合に期待したい。
ニコニコ生放送(https://t.co/BKSRch5LjK)
YouTube(https://t.co/SHFNHwpBPt) pic.twitter.com/TYH1mXsl17— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) November 2, 2019
激戦区続きの今大会でも、最も熱いと言っても過言ではなかった九州地区Day1。過去大会で地区優勝を経験したチームが多く参加する中で、優勝を勝ち取ったのがえびチリソースだ。
準決勝ではNPB大会の優勝者3名で結成された「メキシコジャパン」を1敗から逆転で勝利すると、決勝戦ではナワバリバトルのトッププレイヤーで結成された「爆熱ヌロワンヌの一族」をストレートで倒し切った。
ふしぎ
バケットスロッシャーデコを使いこなし、多くの強豪チーム相手に立ち向かったプレイヤー。
イカスフィアで攻め上がりチームの起点を作りつつ、要所ではしっかり対面に勝利することで、チームの勝利に大きく貢献した。決勝戦では連続で相手を倒す場面が多く、L3リールガンとの近距離対面に勝利し、爆発力では最上位プレイヤーに負けず劣らずな実力者。
- Twitter:@spl_spl111
さっぷ
エクスプロッシャーカスタムを使用しチームの後衛枠として活躍したのだが、準決勝のメキシコジャパン戦のプレイがとても素晴らしかった。
相手チームのチャージャーは日本最強クラスであるミルクレープ♪選手に対し、本来不利な相性の中、残り時間30秒で果敢に撃ち合いを挑み、見事に勝ち切るというスーパープレイでチームを勝利に導いた。
倒されてしまうとほぼ負けが確定する場面で強気に撃ち合いを挑む勇気と、しっかりと直撃を当てる抜群のエイム力が印象に残っている。
- Twitter:@sappsup
えび
チームの前線として活躍し、決勝戦では相手陣地に侵入したり、ラスト15秒で味方3人がやられてしまってから、単独で2人を倒し返す凄腕プレイヤー。
ナワバリバトルで残り15秒に3人が倒されるというのは普通であれば負けが確定するレベルなのだが、その場面から返してしまう土壇場の強さが素晴らしく、次世代のトップシューター使いとして個人的に期待している。
- Twitter:@AB_desuyo
しょー
今大会では少し扱いが難しくなったシャープマーカーネオを使い、チームの塗りから「クイックボム」によるサポートまでこなす、チームの縁の下の力持ち。
シャープマーカーネオのようなサポートの役割はあまり目立つことは無いが、決勝戦のバッテラストリートでは1,500ポイントを塗っており、爆発力の秘訣はこのプレイヤーにあったのではないかと思っている。
- Twitter:@seisioko
〆る者達:頭脳派キャンピングシェルターを軸に役割を遂行するチーム!
「第5回スプラトゥーン甲子園」九州地区大会DAY2優勝は「〆る者達」に決まった!本当におめでとう!!
次回は12/21~22に開催される北海道地区大会。
12/5まで大会エントリー受付中なので、ぜひご応募いただきたい。
ニコニコ生放送(https://t.co/M5Csx9GQAc)
YouTube(https://t.co/PJzwtEAayc) pic.twitter.com/4V2h8TczEp— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) November 3, 2019
リーダーのルオカ団長選手は、第3回、第4回大会ともに、地区大会で準優勝を経験しているプレイヤーであった。
彼の得意ブキである「キャンピングシェルター」を活かすために、キャンピングシェルターのパージと共に攻め込める「パブロ・ヒュー」の使い手である、ちゃちゃ選手。そしてナワバリバトルへの理解が高く、複数のブキを操ることのできるこん♪選手とばるかん選手で構成されたチームになっている。
キャンピングシェルター+パブロ・ヒューが基本のチーム構成にはなるが、決勝戦の相手はまさかの「ボールドマーカー7」4枚編成であり、キャンピングシェルターにとっては絶望と言える相性の悪さだった。
しかし、ルオカ団長選手はL3リールガンに持ち替えることで僅差で勝利。頭脳派リーダーの意地の優勝がとても印象に残る大会だった。
ルオカ団長
先述した通り、キャンピングシェルターを好んで使うプレイヤーであり、スプラトゥーン界きっての頭脳派プレイヤーである。
戦術を考えることが非常に得意であり、多くのプレイヤーやチームが彼の影響を受けていると言っても過言ではないだろう。優勝後のインタビューで見せた涙は、スプラトゥーン甲子園の名シーン。
- Twitter:@ruokadancho
ちゃちゃ
プロゲーミングチームRayRoad Gaming所属のパブロ使い。今でこそ環境の最上位ブキであるが、少し前まではガチ対戦で活躍は見込めないと評価されていたパブロを使い続けており、上位プレイヤーとしてガチマッチやフェスでも活躍している。
フデ移動で逃げるフリをし、近づいてきた相手を一気に倒すプレイングが持ち味であり、全国大会でも多くの活躍が期待される。
- Twitter:@chachaneko13
こん♪
チームの穴埋めとして数多くのブキを持ち替えるプレイヤー。本来はクーゲルシュライバー使いではあるが、味方のキャンピングシェルターとの相性の悪さから、今大会では「N-ZAP85」「キャンピングシェルターソレーラ」、L3リールガン、L3リールガンDを使いこなした。〆る者達がキャンピングシェルター+パブロ・ヒューの軸を安定させられたのは、こん選手のおかげのはず。
- Twitter:@kon_spla
ばるかん
バケットスロッシャーデコとL3リールガンを使い分ける前線アタッカー。
5回開催されたプラトゥーン甲子園において、今大会を含め3度地区大会で優勝しているベテラン選手。今大会でも落ち着いたプレイでチームの勝ちに大きく貢献した。
第2回大会では筆者と同じチームを組んでいたが、その頃から努力を惜しまず、チームに尽くしてくれるプレイヤーであった。
- Twitter:@varucan310
四神乱舞:怒涛の逆転劇で魅せた北の王者!
「第5回スプラトゥーン甲子園」北海道地区大会DAY1の優勝は「四神乱舞」に決まった!2連覇おめでとう!!
DAY2ではどのようなドラマが生まれるのか今から楽しみだ。
明日もお見逃しなく!
ニコニコ生放送(https://t.co/ETnPvdZsmS)
YouTube(https://t.co/adWTRgEVkJ) pic.twitter.com/v97GWIJtKm— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) December 21, 2019
北海道地区Day1は数多くの強豪チームが当選しており、中でもプロゲーミングチーム「BBV Tokyo」や「Pixio Monster」などが優勝候補ではないかと言われていたのだが、第4回大会で北海道地区大会を優勝した道産子チーム「四神乱舞」が、怒涛の逆転劇で2連覇を果たした。
四神乱舞は、各メンバーがガチマッチのXパワーで実績を残している強豪チームであり、スプラトゥーン無印の頃から同じ集まりでプレイしているメンバーとのこと。
今大会に合わせた編成のチューニングを施し、今年こそ全国優勝を狙う。
At
本来は「ホクサイ」を使いこなすプレイヤーだが、今大会はチームの塗りの弱さを懸念しパブロを持つことを決意。準決勝ではPixio Monsterのちかし選手に対し、「トラップ」とメインウェポンのコンボでキャンピングシェルターのパージの上から倒し切るプレイを見せ、使い込みの深さを感じさせた。
- Twitter:@atoriosika
ぎゃんぐ
今大会では恐らく唯一「スプラシューターベッチュー」を使うプレイヤー。
マルチミサイルは前線の素早いサポートに有効であり、「対物攻撃力アップ」のギアと合わせて、サブウェポンの「キューバンボム」で相手のイカスフィアを割るプレイングが光る。
決して環境的には優遇されていないブキであっても、戦略を考えチームに組み込ませることで、活躍させられることを証明した。
- Twitter:@Sea_gyang
らすく
「スクリュースロッシャー」を前回大会から使い続け、チームの危機を幾度となく救ってきた四神乱舞の守り神。
使い手の多い「スクリュースロッシャーベッチュー」だけでなく、「スクリュースロッシャーネオ」と使い分けることが多い。「スプラッシュボムピッチャー」でチームの塗りの弱さもサポートしてきた。
撃ち合いの強さが非常に高いプレイヤーで、前回大会も含め、特に「バッテラストリート」での活躍が多い印象だ。
- Twitter:@Iam__demon
てぃ
クーゲルシュライバー・ヒューとエクスプロッシャーカスタムを使い分けるチームの後衛であり、簡単に落とされない安定感が持ち味。
決勝戦では、相手のジェットパックに対し、置き撃ち(相手が出てくる壁などに合わせてあらかじめ弾を撃っておくこと)で落とし、打開のきっかけを作る値千金のプレイを見せた。
味方のパブロ・ヒューのトラップと合わせて、相手プレイヤーの自陣への侵入を決して許さず、四神乱舞の最後の砦として、チームの安定感を底上げする存在だ。
- Twitter:@AppleNyn_
Crown Hunt:チャージャー対決を制し王座を奪う!
「第5回スプラトゥーン甲子園」北海道地区大会DAY2の優勝は「Crown Hunt」に決まった!本当におめでとう!!
次回の地区大会は、来年2/8~9に開催される関東地区大会。
誰でも奮ってご応募いただきたい。
ニコニコ生放送(https://t.co/105znQ7IC7)
YouTube(https://t.co/K50vXJWbYb) pic.twitter.com/7RRRtad5mP— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) December 22, 2019
北海道地区Day2は、昨年のオンライン予選の優勝者「Libalent Calamari」を始めとした、多くの強豪チームが参加する激戦区。
決勝戦もLibalent Calamariが前評判通り勝ち上がってきたが、相手のチャージャーを強く警戒し、倒し切って勝つよりも、要所で必要な分だけ相手を倒す戦法で、Crown Huntが王座を奪い取った。
メンバーはオンラインのユーザー主催大会などで結果を残す、知る人ぞ知る強者4人で構成されており、特にチャージャーのべるりぃ選手のエイムが光る場面が多い。後衛枠がチャージャーのチームは勝ち上がることが難しい中、今大会では初めてのチャージャー入りのチームが優勝することとなった。
もめん
スプラトゥーン界では古くからシューターを使うプレイヤーであり、今大会もL3リールガンを高い練度で使いこなす。
決勝戦では、相手のリスポーン地点の前まで侵入するプレイングで相手陣地を荒らし、チャージャー+バケットスロッシャーという塗りの弱くなりがちな編成を、さまざまな立ち回りでサポートした。
試合中に声を出し、チームメンバーに指示を出す姿が印象に残っている。
- Twitter:@momen4210
べるりぃ
「スプラスコープコラボ」を使いこなし、日本最強クラスのチャージャー使いであるぴょん選手に競り勝ったプレイヤー。
味方のL3リールガンやイカスフィアが相手のヘイトを集めている場面で的確に射抜いており、イカスフィア3枚編成を上手く機能させた。
また、味方が攻め込みたい部分にチャージャーの斜線を通し、攻めでも守りでもサポートでも働いていたのが、Crown Huntの強みの1つなのかもしれない。
- Twitter:@5brides
まーくん
前作「スプラトゥーン」では、「EXCALIBUR」というチームのシューター使いとして黄金期を経験したプレイヤー。しばらくの間スプラトゥーンの競技シーンから離れていたが、恐らく今大会で久々に復帰することに。
相手のぴょん選手に対し、飛び込めば倒せる場面でも有利ポジションを取ることを優先し、確実に倒すように動いていたのが、スプラトゥーンの経験の深さを感じさせた。
コンブトラックでは相手のキャンピングシェルターを対策するために、N-ZAP85に持ち替える場面も。
- Twitter:@ma_kun912
カントリ
スロッシャー使いであり、前回大会では近畿地区大会で準優勝のプレイヤー。今大会で悲願の地区優勝を果たした。
L3リールガンが攻め込む中で、バケットスロッシャーデコとしては少し珍しいが、中衛として塗りやカバーリングに入る、チームの大黒柱としての役割を果たした。
- Twitter:@kanntori_
イカがだろうか。
今回は、これまでに開催された地区の優勝チームや、各プレイヤーの特徴などを紹介していった。
年が明けてからは「オンライン予選・冬」を迎え、関東地区や東海地区、そして「オンライン予選・春」と、まだまだ熱戦が続く。
今後もスプラトゥーン甲子園に着目した記事を書いていきたいと考えている。
プレイヤーとしてもライターとしてもこれからのスプラトゥーン2の盛り上がりが非常に楽しみである。少しでもその発展に携われるのであれば光栄に思う。
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