2019年のチャンピオンは?注目タイトルのファイナルまとめ

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2019年も残すところ2ヵ月余り。
eスポーツシーンにおいてこのシーズンは、年間を通して競うツアー系の決勝大会や各リーグのシーズンファイナルなどの数々が予定されている。
この記事では、注目タイトルのツアーファイナル系大会の情報をお届けする。
目次
R6S プロリーグ シーズン10 Finals
- 日程:11月9日~10日
「レインボーシックス シージ」(R6S)のプロリーグ シーズン10、そのFinalsが愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」で開催される。Finalsがアジアで開催されるのは初のこと。
日本からは野良連合とCYCLOPS athlete gamingがFinals進出に期待されたが、あと一歩のところで力尽きてしまった。
ついにR6Sの世界大会が日本で実施されるということでファンの盛り上がりも上昇中。チケットも予定枚数完売しており、その注目度の高さがうかがえる。
前シーズンの大会アーカイブ動画
2019 World Championship(リーグ・オブ・レジェンド)
- 日程(ノックアウトステージ):10月26日~27日/11月2日~3日/11月10日
「リーグ・オブ・レジェンド」(LoL)の世界大会「2019 World Championship」(Worlds)は、10月26日からノックアウトステージが開幕。
日本からは昨年同様、DetonatioN FocusMe(DFM)がプレイインステージに挑んだが、残念ながら突破ならず。
今年のMid-Season Invitational(MSI)を制したG2 esports、昨年の王者invictus Gaming、準優勝のFnatic、Faker選手擁するSK Telecom T1など、見どころは尽きない。
昨年の大会アーカイブ動画(Finals Game 1)
2019 PUBG GLOBAL CHAMPIONSHIP
- 日程:11月8日~10日(グループリーグステージ)/11月15日~17日(準決勝)/11月23日~24日(決勝戦)
「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(PUBG)の世界大会「2019 PUBG GLOBAL CHAMPIONSHIP」が11月に開催。各地域のリーグを勝ち抜いたチームが集い、約3週間にわたって最強の座をかけて争われる。
日本からは、PUBG JAPAN SERIES(PJS)season4上位2チームである、Rascal JesterとSunSisterが出場。
「PUBG Global Invitational 2018」「PUBG ASIA INVITATIONAL Macao 2019」「Predator League」といった国際試合で他国と比べると目立った結果が残せていない日本のチームがどんな戦いを見せてくれるのか注目だ。
PUBG Asia Invitational Macao 2019 日本語配信 Day1
鉄拳ワールドツアー2019
- 日程:12月7日~8日
2019年4月より開催されている「鉄拳ワールドツアー2019」(以下、TWT)の決勝大会は12月7日~8日に予定されている。
記事執筆時で、Knee選手やLowHigh選手、昨年の覇者Rangchu選手ら韓国人プレイヤーがランキング上位に入り込んでいる中、日本人ではチクリン選手が5位、ノビ選手が9位、ノロマ選手が11位に位置づけている。
グローバルポイントのランキング上位19名、最終予選の優勝者1名の計20名だけがファイナルに進出。日本人プレイヤーでは、他にもダブル選手が現状ではファイナル進出圏内をキープしている。
しかし、ファイナルまでに獲得ポイントの多いマスタークラスの大会がまだ残っており、引き続きポイント争いが行われることだろう。
また、2019年の鉄拳を語るには欠かせないのが、パキスタンから現れたArslan Ash選手。EVO 2019に続き、TWTも制することができるか注目すべきところだ。
昨年の大会アーカイブ
Capcom Cup 2019
- 日程:12月13日~15日
「ストリートファイターV アーケードエディション」の世界ツアー「カプコンプロツアー2019」(CPT2019)の決勝大会「Capcom Cup 2019」が12月に開催される。
記事公開時のランキング首位は、EVO2019を制したボンちゃん選手。
他にも、日本人選手では、ときど選手やふ~ど選手、ももち選手らが上位にランクインしており、Capcom Cup 2019進出を事実上確定させている。
また、藤村選手はアジア地域大会で優勝しており進出確定。
残すプレミア大会もあと3つ。Capcom Cup 2019進出の足切りとなるグローバルポイント26位に達していない選手による熾烈な争いが行われると予想される。
27位以降につけている日本人選手は、板橋ザンギエフ選手、ハイタニ選手、もけ選手、りゅうせい選手など。また、グローバルポイントや地域大会の結果に関わらず、最終予選で優勝できれば問答無用でCapcom Cup 2019に進出できるため、どの選手が進むかは最後の最後まで確定しない。
昨年のチャンピオンのガチくんはもちろん、今年プレミア大会で3回も優勝を収めているPunk選手をはじめとした海外トッププレイヤーによる頂上決戦から目が離せない。
昨年の大会アーカイブ動画
Shadowverse World Grand Prix 2019
- 日程:12月25日(Day1)/12月27日(GRAND FINALS)
昨年、ふぇぐ選手が優勝し、賞金1億円を手にしたことで注目を集めたShadowverse World Grand Prix。
2019年も1億1,000万円の優勝賞金を目指し、各地域で出場枠をかけた戦いが繰り広げられている。
日本からは、年間で4回実施されるRAGEの優勝と準優勝者、JCGオンライン大会の優勝者が進出。すでに進出を決めたプレイヤーは以下のとおり。
- たばた選手
- jupi選手
- 灰原きょん選手
- エルガ選手
- 約束のノノ選手
- pazuu選手
- チーズケーキ選手
いずれも強豪ひしめく各大会で結果を残してきたプレイヤーたちだ。たばた選手はRAGE Shadowverse Pro Leagueに福岡ソフトバンクホークス ゲーミングの一員として参戦している。
World Grand Prixは海外地域の代表を含めると24名が出場。賞金額に目がいきがちだが、世界の頂点に立つことは何よりもの名誉となる。
昨年の大会アーカイブ動画
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