大会で女王の座と女の子をゲットする2代目シャドバ女王ruka

キズグチアロエ

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■前編記事

シャドバ2代目女王rukaが語る大会配信卓に潜む魔物の存在

シャドバ女子ではプロリーグが流行!?

――ruka選手は、Shadowverse(以下、シャドバ)の「RAGE Shadowverse Pro League」(以下、プロリーグ)にかなり関心があるとお聞きしました。

ruka:
開催中は毎週見てますね。「Shadowverse Queen’s Cup」(以下、クイーンズカップ)で知り合った女の子たちも、一緒にプロリーグを観戦するぐらいハマってますよ。

――ruka選手もプロ入りを狙っていたり?

ruka:
狙ってないです(笑)。

プロリーグには実況解説者がいるんですけど、その方たちもシャドバへの知見は深いんです。そして、その方たちがお互いの手札がわかる神視点で見た上での、理想的なプレイングをプロ選手はそのとおりにやってのけるんですよ。

もう私とは別次元だと思いますし、ゲームというかスポーツのように感じてます。

――プロリーグで推しているチームはいますか?

ruka:
私はauデトネーションが好きですね。持ち込むデッキが特殊なことが多くて面白いですし、記憶に残るぐらいテンションの上がる試合を見せてくれるのが最高なんです。その中でもミル選手が大好きでして、イベントなどで対戦会が実施されるときはほぼ毎回行ってます(笑)。

クイーンズカップ仲間にも推しチームがいるので、せっかくなので伝えときます!

準優勝のmil選手の推しが「レバンガ☆SAPPORO」で、3位タイのぼんち選手の推しが「よしもとLibalent」、そして同じく3位タイのふわふわ選手は私と同じ「au デトネーション」の大ファンです(笑)。

――4人でプロリーグについて話すこともあるんでしょうか?

ruka:
割と普段からグループ通話で話しているんですが、プロリーグ開催中は特に話題になることが多いですね。推し選手のお気に入りの試合を共有したり、一緒にプロリーグを見ながらワイワイしてます(笑)。

あとは、シャドバの画面を共有してここはどうプレイするべきかという相談や、普通に私生活の話もしますね。

――ガールズトークと言えば恋バナというイメージがあるんですが、話題になりますか?

ruka:
たまに話しますよ。シャドバプレイヤー同士で交際している人がいるという話を聞くと、共通の趣味であるシャドバの話をカップルでできるのは羨ましいなと思います。

rukaは大のドラゴン好き

――2018年2月には「Shadowverse×パセラコラボカフェ」というカフェが実施されていました。このようなイベントに興味はありますか?

ruka:
そのカフェすごく行きたかったんですけど、1人でいくのが恥ずかしかったので行けなかったんですよね。もう友人はできたので、もう1回開催してほしいです!

あと、シャドバのプロリーグ配信を流してくれるバーができてほしいですね。シャドBARなんて、素敵じゃないですか(笑)。

――実際にあると盛り上がりそうですね。ゲームの女性ファンと聞くと、グッズを集めているイメージがあります。ruka選手はどうですか?

ruka:
ある程度は持っているんですが、集めているというほどでないです。

ビショップのクラスのマークが入ったパーカーがお気に入りなんですけど、女の子は推しをとにかくアピールしたいと思うので、クラスやキャラクターモチーフの普段の生活でも使えるようなグッズが出るとうれしいですね!

あとはキャラクター絵柄のラバーストラップが出れば、女の子は買い求めると思います。

――ruka選手はビショップ好きなんですね。ビショップクラスのカードが好きなんでしょうか?

ruka:
実はビショップではなくて、ドラゴンの「インペリアルドラグーン・アルドス」が大好きです。イケメンボイス系で、ドラゴンと人が合わさったような竜人キャラクターがたまらなく好きなんですよ……。

私はボイスを聞くだけでどのカードか大体わかるので、そういう番組があったら呼んでほしいな(笑)。

――てっきり、よくruka選手がツイートされているビショップの「森の参謀・ムニャール」(以下、ムニャール)が好きなのかと思っていました。

ruka:
シャドバのストーリーに出てくるムニャールは大好きなんですけど、カードでは凶悪な性能で登場したので、対戦相手に使われるとストレスが半端なくて、あまり好きではなくなっちゃいました。

もちろん、強いので私も使ってたんですけどね(笑)。

シャドバ女子探しでRAGE出場

――ruka選手が大会に出ようと思ったきっかけを教えてください。

ruka:
大会に興味を持ったのはRAGE Shadowverseが注目され始めてからなんですが、シャドバのことを話せる女の子の友人を作りたいと思っていたので、RAGEには友だちを作りたいという気持ちもあって出場を決めました。

その結果、現在はもうシャドバをやめてしまったみたいですが、会場で女の子を1人ゲットしましたよ!

――まさかの回答でびっくりしてます。どのように話しかけたんですか?

ruka:
大会は振り分けられた部によって実施時間が違うので、ひたすら会場をうろうろして女の子を見つけたら「何部から出場ですか?」と声をかけてました。

私が最初に出場した「RAGE Shadowverse Dawnbreak Nightedge」では女性は100人中1人いるかどうかでしたが、最近は100人中3人ぐらいに増えてきているので、大会に興味を持った女性プレイヤーが増えてうれしいですね。

これも、クイーンズカップで大会の面白さを知ってもらえたおかげなのではないかと思ってます。

――大会に出場するということは練習が必須ですよね。ruka選手は1日にどれくらいシャドバをプレイしているんでしょうか?

ruka:
私は社会人ですので、平日なら朝起きてから19:00ぐらいまでは仕事関係で時間確保が難しいですね。帰宅してからは夕飯までシャドバをして、ご飯を食べて、お風呂に入って、その日何もすることがなければまたシャドバしているので、平日のプレイ時間は大体3時間ぐらいだと思います。

――土日はいかがでしょうか?

ruka:
大会前は土日は予定を意図的に空けて、練習するようにしてますよ。あと、これは大会練習をしているプレイヤーならあるある話だと思うのですが、大会前になるとシャドバの練習に集中しすぎて食事を忘れるので、すごく痩せるんですよね(笑)。

あと3回勝ったらご飯を食べようと決めていても、なかなか勝てなかったり、ついつい続けてプレイしちゃうので本当に痩せます。

このシャドバダイエット、大会前に猛練習する人ならわかってくれると思います。実際に友人の中にも、この話に共感してくれる人はいますね(笑)。

――シャドバあるあるなんですね。シャドバは頭を使うゲームだと思うのですが、長時間プレイしていると疲れませんか?

ruka:
集中力が切れて連敗してしまうこともあるんですが、そのときは一度プレイするのをやめて、気分転換をしてから再度プレイするようにしてます。

練習は1人でやるときもあるんですが、大会前はいろんな人が練習をしているので、通話をしながら練習することが多いですね。でも、楽しすぎて朝までシャドバをしちゃうときもあります。

――平日はお仕事だと思うんですけど、眠気や体調は大丈夫なんですか?

ruka:
大会前は寝不足になりがちです。これは私が編み出したと思っている眠気解消法なんですけど、あまりにも眠くてやばいときは、職場のトイレに駆けこんでジャンプして眠気を飛ばしてなんとか耐えてますね(笑)。

――インタビュー前編で、配信卓での対戦は緊張で手汗がやばいとお聞きしました。RAGEの予選はほとんど配信されないと思うのですが、緊張はされますか?

ruka:
大会前はそうでもないんですけど、対戦相手と顔を合わせて「よろしくお願いします」と挨拶をしてからはすごく緊張します。1戦目はかなりやばいですが、そのあとは徐々に緊張がほぐれていきますね。

――RAGEの予選はプロ選手でも突破がなかなか難しいとお聞きしてます。手ごたえはどうですか?

ruka:
クイーンズカップ優勝でもらえたDay2シード権を除くと、自力でDay1を突破したことがないんですよね。ゲーム内環境を予想してデッキを持ち込むんですけど、どんなデッキと対戦するかは運次第なので、なかなか安定しないんです。

ですので、今後は自力でRAGE予選Day2進出を目標にがんばります!

――最後にruka選手のファンにひと言いただけますか。

ruka:
第2回のクイーンズカップではプレイミスをしてしまったところもあるので、RAGE Shadowverse 2019 Winterで実施される第3回のクイーンズカップで恥じないプレイができるようにがんばりますので、あたたかく見守ってもらえたらうれしいです(笑)。

応援、よろしくお願いします。


ruka選手はどの話にも共通して、一緒にプレイする仲間が大事だと語ってくれた。シャドバの魅力は1人でも遊べる点だとは思うが、誰かと一緒に遊ぶことで真の面白さを感じられるのかもしれない。

そして、ruka選手が出場する「Shadowverse Queen’s Cup 2019 Winter」は、11月23日(土)にRAGE Shadowverse 2019 Winterにて実施される。

エントリーは2019年11月10日(日)23:59まで可能なので、ぜひ出場してシャドバ大会の面白さを体感してみてほしい。

Shadowverse Queen’s Cup 2019 Winter詳細はこちら

写真・大塚まり

(C)Cygames, Inc.
(C)RAGE

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記者プロフィール
キズグチアロエ
「#コンパス」にどっぷりハマり、「#コンパス」に人生を捧げると決めた、傷口だらけのアロエ。
「#コンパス」に携わるクリエイターたちと、仲良くなりたいフリーライター。
どんなヒーローでもそこそこ扱え、特定のヒーローというよりもヒーロー全員が好き。

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