2019年上半期人気記事TOP10:スマブラからMTGAまで多彩なラインナップ

Mako(WPJ編集部)

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2019年も折り返しを迎えた。

2019年1月~6月の半年で、ウェルプレイドジャーナルでは153本の記事を掲載。すでに2018年の1年間の掲載本数を上回っており、プロゲーマーへのインタビューやさまざまな経歴、立場の執筆陣によるコラムを展開している。

上半期を終えたこのタイミングで、たくさん読まれた記事をランキング形式でお届け。

下半期へ向けて、今年のeスポーツシーンやプロゲーマーの活躍を振り返ろう。

※PV上位10記事を紹介
※前後編がある記事は高い方の順位で合わせて紹介。空いた順位は下位から繰り上げ
※集計期間:2018年1月1日~6月30日

第1位:2019年必見のスマブラSPプレイヤー10選

「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」が発売され活気づいた2018年の暮れに公開した、注目のプレイヤー紹介記事が見事1位に。

この記事では、世界大会Genesis 6でベスト6の結果を残したザクレイ選手やFrostbite 2019のクルーバトルでキャプテンを務めたあばだんご選手らを紹介。

記事に登場している選手たちの個別インタビュー記事を順次掲載しているので、そちらも要チェック!

記事はこちら

第2位:ネモに聞いた転職、アミューズ、婚活までの話:倉持由香のゲーマー交遊録【第5回】

2位はTeam Liquid所属の社会人プロゲーマー ネモ選手に倉持由香のゲーマー交遊録第5回。

仕事と選手活動の両方をこなしながら結果を残すネモ選手の考え方や、ザンギ嫌いの理由、同じTeam Liquidの竹内ジョン選手のやらかしエピソードまで及んだインタビューとなっている。

前編はこちら

倉持:専業プロゲーマーと比較すると、練習時間などの制限があると思うのですが、ネモさんはどういう意識で練習されてるんですか?

ネモ:
相手の実力を見極めることが重要だと思います。例えば、今ときど選手はこれぐらいの実力だから、勝つためにはこれぐらいの練習と対策が必要だと予測する。具体的には、動画を見て動きを研究する、その上で相手の勝ちパターンを推測するといった感じです。

これはある意味、格ゲー独自の考え方だと思います。

後編はこちら

ネモ:
台湾では、スマホが充電されてない事件がありました。ここでも同じ部屋で、夜オレが先に寝ることにしたんです。

ジョンくんが部屋の電気の消し方がわからなかったみたいで、最終的に部屋のカードキーを抜いて寝たみたいなんですね。

だから、翌朝起きてみたらスマホがまったく充電されてなくて。急いで会社に連絡を取る必要があったので、すごく困りました(笑)。

第3位:DBFZ世界大会王者かずのこでも「勝つ自信はない」

今年の1月、「ドラゴンボールファイターズワールドツアー2018/2019」で優勝したかずのこ選手の格ゲーへの向き合い方を探るインタビュー。結婚を発表した直後の心境も赤裸々に語っていただいた。

ウェルプレイドジャーナル史上、最もリツイートされた記事でもある。

前編はこちら

――では、かずのこ選手自身のスタイルを客観視して、どのあたりが強みだと考えてますか?

かずのこ:
うーん……、自分自身では強みを感じる部分はあまりないですね。守りに自信がないから攻めているだけなので。

周りから言われるほど、攻めに自信があるわけでもないというのが回答になってしまいます。

後編はこちら

――プライベートでは、2018年11月にご結婚を発表されましたね。プロゲーマーとして意識が変わったことはありますか?

かずのこ:
なんだろう……、以前よりゲームに集中できる感じがします。

誰と一生を共にするかとか、どういう生活をしていくかとか、そういう生き方みたいなことで迷うことが、一生、この人と一緒にいようという気持ちになったので1つ減ったからですかね。

第4位:esports視点で見えた「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ」の衝撃

2019年2月に日本語版オープンベータがスタートした「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ」をeスポーツ視点で解説した記事が4位に。歴史あるアナログカードゲームのデジタル化の注目度の高さが表れた。

翌日に掲載したマジックプロリーグに参戦している行弘賢選手へのインタビューも合わせて読んでみてほしい。

記事はこちら

行弘選手インタビューはこちら

――海外勢の注目選手は?

行弘:
今すごいノってると言われてるのが、Peach Garden Oathの3人ですね。三国志の劉備・張飛・関羽が杯を交わした「桃園の契り(Peach Garden Oath)」ってエピソードがあるんですが、この3人はそんな強い絆で結ばれた強力なプレイヤーのチームです。

第5位:LJLで見るものを魅了するYutapon チームメイトを頼れるようになったきっかけ

「League of Legends Japan League」(LJL)で見る者をあっと言わせるプレイで魅了する「DetonatioN FocusMe」(DFM)のYutapon選手インタビューも上半期によく読まれた記事の1つ。

LJLの前シーズンでは圧倒的な強さで優勝したDFMのゲーミングハウスにて、メンバーとの関係性や専業のプレイヤーになるまでの心境に迫っている。

前編はこちら

――他のメンバーはどうでしょう。

Yutapon:
Eviさんは会話のイニシエートがほんとすごくて、TOPレーナーってうるさい人が多いのかな(笑)。Stealももう完全に日本語で喋ってるし。

RamuneとGaengは2人が仲いいんですよね、だからこれからたくさん話そうかなと思ってます。

後編はこちら

――就職先もほぼ決まっていたという話を聞きました。

Yutapon:
そうなんですよ。でも、働きながら選手としてのパフォーマンスを上げていくことが本当にできるのかって考えて、それは絶対無理だろうと。それなら選手一本でやっていきたいという結論にたどりつきました。

ただ、就職先の会社には悪いことをしてしまって……。チームの人に一緒に謝ってもらって、「がんばってください」と言ってくれて。ほんとに申し訳なかったし、ありがたかったです。

第6位:スマブラプレイヤーHIKARU、ドンキーやめるってよ

第6位にはチーム激所属HIKARU選手のインタビュー記事がランクイン。

前作「大乱闘スマッシュブラザーズ Wii U」では世界最強のドンキーコング使いとして活躍していた彼のキャラ変事情がヒットした。

前編はこちら

――最近はポケモントレーナーを使い始めましたね。

HIKARU:
スマブラSPになって、ドンキーが火力が本当に低くて。環境がだいぶ変わりましたね。

発売からまだ半年も経ってないので、まだ模索していてもいいのかなって思っていろいろなキャラを使いつつ、やっとしっくりきたので、しばらくはポケモントレーナー一本でやろうかなって思ってます。

後編はこちら

――他の格ゲーでも言われていることですけど、やっぱりプレイヤーとして活動するなら東京の方がいいですか?

HIKARU:
本当にそうで、スマブラWii Uの後期は大阪には僕ともう1人くらいしか強い人がいなくて、それも僕がずっと勝ってるみたいな状態で、いわばお山の大将みたいな感じでした。

ただ、やっぱり誰か教える人がいないと育たないという面もあるじゃないですか?

僕がオフに行き出したときも、強い人たちがいて、そこにいれたから僕も強くなれたので、今度は僕がそういう役目になるのかなって思ってやってた矢先、社長がいきなり部屋も用意してくれたので、考える暇もないうちに東京に来ることが決まりました。

第7位:コンパス新キャラ:デルミンの強さとおすすめカード!だいとも流WPLでの活用術

2019年4月に実装された「#コンパス」の新ヒーロー「デルミン」の使い方を、トッププレイヤーのだいともが解説。大会などでの実践で役立つ情報が紹介されている。

#コンパスにおける新ヒーローへの注目度は高く、この次に追加されたトマスもついても紹介している。

記事はこちら

トマス記事はこちら

第8位:あめみやたいようはやっぱりテトリスの神だったという話

「ぷよぷよ」のプロであり、「テトリス99」の連勝企画で話題を集めたあめみやたいよう選手へのインタビューが第8位に。

「テトリスの神」と呼ばれるようになったルーツを聞いたり、あめみやたいよう選手が一目を置くぷよぷよプレイヤーの紹介をしてもらったりした。後編で話題に挙がったゲーム実況者もこうがリツイートしてくれたこともあり、息の長い記事となっている。

前編はこちら

――「テトリスの神」と呼ばれていることで知られていますが、どういった経緯で?

あめみやたいよう:
ぷよぷよテトリスのSwitch版の発売前に行われた「発売決定記念カップ」に参加した際に、「2年で神になった男」と紹介されたのがきっかけだと思います。

ただ、その前から配信を見てくれていた視聴者から「神」と言われることはありましたね。

後編はこちら

――この人はすごい! と注目すべき人はいますか?

あめみやたいよう:
popoさんという、たぶん今後100年経っても現れないような天才がいます。この人は本当にすごくて、芸術的というか誰にも真似できないような積み方をするヤバい人なんです。

不定形連鎖を得意とする異次元なプレイが特徴で、今現在のプロプレイヤーでも真似できないでしょうね。大会など表舞台に出てこない人なのが残念なんですけど。周りより頭10個分抜きん出てると言ってもいいくらいです。

第9位:荒野行動強豪チームのαDは超無課金の手で集められた

9位には、6月に公開したスマホ向けバトロワ「荒野行動」のカリスマ的存在である超無課金のインタビューが滑り込みでランクイン。

自身の荒野行動遍歴や代表を務めるチームαDの成り立ちが満載。手広く活動しており、iOS向けにクソゲーを開発中とのこと!

前編はこちら

――公認実況者になるまで、どんな活動をしてきましたか?

超無課金:
今力を入れているYouTubeではなくて、最近スポンサー契約を結んだOPENREC.tv で活動していました。大まかな内容としては、大会の主催ですね。

大会を運営しているうちに、荒野行動の猛者と仲良くなったのでチームを作りたいと声をかけました。そのときに「ガチのチームだから厳しいよ」と言ったにも関わらず、ほとんど断られなかったんですよ!

後編はこちら

これまでに見たことがないようなクソゲーを現在開発中です! iOS版をリリースする予定なので、楽しみにしておいてください(笑)。

どんなゲームなのかはまだ言えませんが、とにかくクソゲーですよ(笑)。

第10位:sako×akikiに聞いたプロゲーマーの結婚生活はすべてがゲーム中心だった:倉持由香のゲーマー交遊録【第3回】

最後にランクインしたのは、倉持由香のゲーマー交遊録の第3回。お相手はFAV gaming所属のプロ格ゲープレイヤーsako選手。

妻であるakikiさんにも同席いただき、プロゲーマーの結婚生活について切り込んでいく倉持さんの質問は必見!

前編はこちら

倉持:akikiさんとの出会いは?

sako:
出会いっていうと、何年ぐらい前だっけ?

akiki:
あれは確か、15年前じゃないかな。

sako:
オレが自動車免許取得のために、香川県に合宿へ行ったんですよ。それが出会いのきっかけですね。

akiki:
そのとき私も関西在住で、sakoも関西だったんです。当時、関西からの合宿免許で検索すると、香川県がコスパがよかったんですよね。

後編はこちら

倉持:sakoさんは、ゲーム以外の趣味はありますか?

sako:
ないです。正確には、ほぼないです。インドア系なんで……、読書とか。

akiki:
いや、ゲーム以外ないでしょ。「読書」なんてかっこつけて言ってもダメだよ(笑)。

でも、それぐらいゲームしかしてないですよ。ご飯を食べているとき、お風呂に入っているとき、寝ているとき以外は、ずっとゲームです。

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記者プロフィール
Mako(WPJ編集部)
スマホゲームの攻略サイト、情報メディアを渡り歩いてウェルプレイドジャーナルに流れ着いた超絶新進気鋭の若手編集者。イベント取材では物販やコスプレイヤーに釘付けになりがち。

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